授業科目名 配当年次 開講期間 所要単位 必修・選択 担当者名
専門演習I 3 前期 2 必修 伊藤 数馬


【授業の目的と概要】

体育科教育学や幼児の運動遊び等について、基礎的な知識の習得と、実践力の育成を行うことを目的とする。また、観察・実地見学などを行い必要な見聞を広める。

社会につながる学びの面白さを確認できるよう、大学と地域・大学と社会へのつながりを意識した演習である。

学外授業を行うこともあり、見聞して得た成果を活用し今まで知り得た知識に融合させ、立体的で柔軟な学びの全体像を持つことも目的とする。

【授業の方法】

講義・演習形式で行う。

卒業研究に必要な基礎技能を学ぶ。講義の内容に応じて、ディスカッション及びグループワークを取り入れる。

【各回のテーマ】

第1回 オリエンテーションー体育科教育、運動遊びの基礎理論とはー

第2回 たくましい身体とは

第3回 巧みさの獲得に有利な低年齢期

第4回 身体におけるねばり強さとは

第5回 身体における力強さとは

第6回 子どもの体力トレーニング

第7回 体力の低下傾向について

第8回 幼児への運動指導の実際

第9回 児童への運動指導の実際

第10回 運動できる環境

第11回 栄養と水分の補給

第12回 子どもの運動における個人差について

第13回 生涯スポーツに関わり続けるには

第14回 子どもに影響する親の運動習慣

第15回 まとめ

【各回の内容】

第1回 講義概要の説明と小学校体育科や幼稚園・保育所における運動遊びの基礎理論をどのように理解するかについて考察する。

第2回 3つのたくましさと免疫力があるというたくましさについて理解する。

第3回 子どもの運動における発育発達の順序性について理解する。

第4回 子どものねばり強さの発達についてそのメカニズムを理解する。

第5回 子どもの力強さの発達についてそのメカニズムを理解する。

第6回 体力トレーニングと子どもの発達発育段階の関連性について理解する。

第7回 体力の低下傾向について理解する。

第8回 幼児への運動指導に関する基礎知識を理解する。

第9回 児童への運動指導に関する基礎知識を理解する。

第10回 子どもが運動できる環境づくりについて理解する。

第11回 子どもの運動における栄養と水分補給の重要性について理解する。

第12回 子どもの運動における個人差について理解する。

第13回 生涯スポーツに関わり続けるための価値観の多様化について理解する。

第14回 子どもに影響する親の運動習慣について理解する。

第15回 講義全体で学習した内容をまとめる。

【事前・事後学習】

講義時に提示されているテーマについて、事前にリサーチしてから授業に臨む(2時間程度)。

講義で学んだ内容等については、実践(実習)で使えるよう反復練習する(2時間程度)。

【課題に対するフィードバックの方法】

学生たちが各々の発表について意見を出し合う。また教員が解説や補足をすることにより、改善に向けてのフィードバックを行う。

【授業の到達目標】

体育科授業や運動遊びなどの問題を研究課題として関心をもつことができる。【2018教育学部DP(2)】

研究に関する基礎知識が理解できる。【2018教育学部DP(1)】

各自、卒業研究のテーマを仮説的に設定できる。【2018教育学部DP(3)】

【評価割合 - 筆記試験《%》】
0
【評価割合 - 実技試験《%》】
0
【評価割合 - レポート《%》】
40
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】
60
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】

【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】
【テキスト】

必要に応じて講義時に配布する。

【参考図書】

必要に応じて講義時に紹介する。