授業科目名 配当年次 開講期間 所要単位 必修・選択 担当者名
幼児の科学 3 前期 2 選択 柿原 聖治


【授業の目的と概要】

園児は遊びの中から科学的なことを見出し、条件を変えて遊びを楽しみ、その中から科学的な見方・考え方を身に付ける。そのような活動になるように、受講生にはその指導法を体得させる。

【授業の方法】

簡単な小テストを行い、答え合わせを行う。日常生活で見受けられる身近な現象を取り上げ、それに関連する観察・実験を行わせる。幼児が遊べるような物を提示し、それを各自に作らせる。その背後にある、理科や数学の考えを教え、作品に改良を加えさせる。

【各回のテーマ】

第1回 授業計画と全体像

第2回 科学の方法

第3回 幼児の知的活動

第4回 空間認識

第5回 折り紙の制作

第6回 栽培を楽しむ

第7回 小動物を飼育する

第8回 自然観察 園庭や園外にて

第9回 生き物の科学 植物

第10回 生き物の科学 動物

第11回 科学あそび

第12回 鏡の不思議

第13回 視覚の不思議

第14回 つり合いの不思議

第15回 まとめ

【各回の内容】

第1回 教育要領の領域「環境」のねらいと内容

第2回 「なぜ」と疑問に思うことの意義

第3回 身近な環境とのかかわり、好奇心・探究心

第4回 図形の世界とパズル

第5回 折り紙やちぎり絵を活用した活動

第6回 栽培計画・栽培管理、ビデオ鑑賞

第7回 小動物と飼育に関する学習、 ビデオ鑑賞

第8回 園庭や園外にて、自然観察

第9回 植物の観察、ビデオ鑑賞

第10回 動物に関する学習、 ビデオ鑑賞

第11回 遊具とのかかわり、空気に関するあそび

第12回 光の性質、鏡を使った遊び

第13回 錯視を利用したおもちゃ作り

第14回 やじろべえ、モビール作り、シーソー遊び

第15回 総括

【事前・事後学習】

事前学習 …… 次回の小テストの範囲を明示する。その範囲を学習しておくように指導する。毎週1時間

事後学習 …… 講義で答え合わせした小テストを振り返らせ、間違った問題について「調べ学習」させ、それをレポートとしてまとめさせ、提出させる。毎週2時間

【課題に対するフィードバックの方法】

小テストの解説を行う。「調べ学習」を学生に課し、レポートとして提出させる。その後、コメントをつけて返す。

【授業の到達目標】

自然現象や、科学的な遊具に関心を持つ

身近なものを使って、簡単な遊ぶ物が作れる

理科・数学の知識を身に付ける

【評価割合 - 筆記試験《%》】
0
【評価割合 - 実技試験《%》】
0
【評価割合 - レポート《%》】
10
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】
30
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】

毎回の作品づくりと、小テスト

【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】
60
【テキスト】

なし

【参考図書】

講義内で紹介する