授業科目名 | 配当年次 | 開講期間 | 所要単位 | 必修・選択 | 担当者名 |
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発達障害論 | 3 | 後期 | 2 | 選択 | 堀 篤実 |
【授業の目的と概要】 |
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発達障害の特徴を理解するとともに、個々の特徴に合った支援方法を身につけることを目標とする。近年、社会的に関心の高まりがあるものの、周りが気づきにくい、周りから気づかれにくい「発達障害」である自閉スペクトラム症、学習障害、注意欠陥多動性障害などについて学習する。概念の変遷などこれまでの流れや障害の気づきに必要な内容を扱うとともに、実践にとっても大切であると考えられる事柄を扱い、支援に必要となるスキルを修得する。 |
【授業の方法】 |
講義形式で行う。授業の内容に応じて課題のディスカッション、グループワークを取り入れる。 |
【各回のテーマ】 |
第1回 発達障害の概念 第2回 心理学的アセスメント 第3回 自閉スペクトラム症の特徴(1)(認知特性) 第4回 自閉スペクトラム症の特徴(2)(パニック) 第5回 自閉スペクトラム症の特徴(3)(身体感覚など) 第6回 自閉スペクトラム症の支援 第7回 学習障害(LD)の特徴 第8回 学習障害(LD)の支援 第9回 注意欠陥多動性障害(ADHD)の特徴 第10回 注意欠陥多動性障害(ADHD)の支援 第11回 発達障害児の自己理解と心のケア 第12回 発達障害の親の受容と心のケア 第13回 環境と発達 第14回 ソーシャルスキルトレーニング 第15回 まとめ |
【各回の内容】 |
第1回 発達障害の概念やこの授業で扱い内容について説明する。 第2回 心理学的アセスメントを学習し、知識と技術を習得する。 第3回 自閉スペクトラム症の特徴である認知特性についての理解を深める。 第4回 自閉スペクトラム症の特徴であるパニックについての理解を深める。 第5回 自閉スペクトラム症の特徴である身体感覚などについての理解を深める。 第6回 自閉スペクトラム症の効果的な支援についての理解を深める。 第7回 学習障害(LD)の特徴についての理解を深める。 第8回 学習障害(LD)の効果的な支援についての理解を深める。 第9回 注意欠陥多動性障害(ADHD)の特徴についての理解を深める。 第10回 注意欠陥多動性障害(ADHD)の効果的な支援についての理解を深める。 第11回 発達障害児の自己理解への配慮と心のケアについて学習する。 第12回 発達障害の親の受容の心理的変化と心のケアについて学習する。 第13回 発達障害における環境と発達にかかわりについて理解を深める。 第14回 ソーシャルスキルトレーニングを理解しその手法を習得する。 第15回 まとめの試験を実施し、その後に試験の解説を行う。 |
【事前・事後学習】 |
各回の内容について、事前に講義内で示されたキーワードについて調べ、その内容を理解する(2時間程度)。授業前までに次週で扱うテーマの中にある言葉について調べてくる。授業後は配布資料を参考に授業内容を振り返り、自分で調べてきたことと照らし合わせてキーワードついてまとめる(2時間程度)。 |
【課題に対するフィードバックの方法】 |
毎回、講義後に振り返りを提出する。それは採点され、翌週フィードバックし、全体で共有したほうが良い内容については次回授業の冒頭で紹介する。 |
【授業の到達目標】 |
発達障害の特性を理解するとともに、個々の特徴にあった支援法方の実践について説明できる【2017教育学部DP(3)】 |
【評価割合 - 筆記試験《%》】 |
60 |
【評価割合 - 実技試験《%》】 |
0 |
【評価割合 - レポート《%》】 |
0 |
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】 |
20 |
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】 |
毎授業後振り返りの紙を提出する。 |
【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】 |
20 |
【テキスト】 |
必要に応じて資料を配布します。 |
【参考図書】 |
特になし。 |