授業科目名 配当年次 開講期間 所要単位 必修・選択 担当者名
体育 2 前期 2 必修 伊藤 数馬


【授業の目的と概要】

小学校学習指導要領の目標や内容を理解し、受講者自身が体験することで、心身共にその意味を知る。小学校6年間の子どもの発達だけでなく、就学前との連続性も理解できるようにする。健康への意識を高めることに加えて、実技については体操・綱引き・縄跳び・ボールゲーム・器械運動・表現運動などを行う。そのことをどのような手順で行うかについて、指導計画の立て方についても学ぶ。

【授業の方法】

実技形式で授業を実施する。授業内容に応じてグループワークを取り入れる。

【各回のテーマ】

第1回 学習指導要領「体育」についての内容理解

第2回 各学年の児童の発達特性と怪我の防止・病気の予防

第3回 就学前の子どもの発達と小学生の連続性について

第4回 「アイーダアイダ」の体操とからだ育てを考える

第5回 多様な運動(1) 綱引きなど力を試す運動

第6回 多様な運動(2) 縄跳びなど道具をつかう運動

第7回 ゲーム型の運動(1) インディアカ

第8回 ゲーム型の運動(2) 鬼遊び

第9回 表現運動 フォークダンス

第10回 ボール運動(1) ネット型ソフトバレー

第11回 ボール運動(2) ゴール型バスケットボール

第12回 器械運動(1) マット運動

第13回 器械運動(2) 跳び箱運動

第14回 体育の指導計画の立て方

第15回 本講義のまとめ

【各回の内容】

第1回 学習指導要領「体育」についての内容を理解する。

第2回 各学年の児童の発達特性と怪我の防止・病気の予防について理解する。

第3回 就学前の子どもの発達と小学生の連続性について理解する。

第4回 「アイーダアイダ」の体操を実践し、からだ育てについて考える。

第5回 綱引きなど力を試す運動を実践し、健康への意識を高める。

第6回 縄跳びなど道具をつかう運動を実践し、健康への意識を高める。

第7回 インディアカなどのゲーム型の運動を実践し、健康への意識を高める。 

第8回 鬼遊びなどのゲーム型の運動を実践し、健康への意識を高める。 

第9回 フォークダンスなど表現運動を実践し、歴史が伝える運動文化に触れる。

第10回 ネット型ソフトバレーなどのボール運動を実践し、健康への意識を高める。

第11回 ゴール型バスケットボールなどのボール運動を実践し、健康への意識を高める。

第12回 マット運動などの器械運動を実践し、健康への意識を高める。

第13回 跳び箱運動などの器械運動を実践し、健康への意識を高める。

第14回 体育の指導計画の立て方について理解する。

第15回 本講義で扱った内容をまとめ理解を確認する。

【事前・事後学習】

学習指導要領をしっかり読むことと日常より健康への意識を高める(2時間程度)。

運動習慣を身につけ小学校における体育科教育に役立つ運動スキル・実践能力を身に付け発揮できるようにする(2時間程度)。

【課題に対するフィードバックの方法】

課題に対するレポートについては、まとめて翌週フィードバックし、全体で共有する機会を持つことで理解を深める。

【授業の到達目標】

小学校体育科における学習指導要領の内容を理解し、必要な実践能力を発揮できる。【2019教育学部DP(1)】

各種運動の特性を理解し、子ども達に運動指導することができる。【2019教育学部DP(2)】

周囲と協力し、安全面に配慮し運動実践することができる。【2019教育学部DP(2)】

【評価割合 - 筆記試験《%》】
0
【評価割合 - 実技試験《%》】
40
【評価割合 - レポート《%》】
40
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】
20
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】

【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】
【テキスト】

「小学校学習指導要領解説 体育編」文部科学省(東洋館出版社)

【参考図書】

必要なものは授業中に指示する。