授業科目名 配当年次 開講期間 所要単位 必修・選択 担当者名
生活科教育法 2 後期 2 選択 白井 克尚


【授業の目的と概要】

この授業では、小学校生活科の授業や学習指導について、授業づくりの基礎を習得することをめざしている。授業計画は、オムニバス方式(全15回)で、自然科学系(5回)と環境系(5回)と社会系(5回)の内容に関する学習指導に分かれて行う。授業を通じて、生活科授業観を深める。

【授業の方法】

授業の方法は、実践記録の分析や模擬授業等を行う演習方式である。その際、授業ビデオや授業記録を印刷した資料を用いて、ディスカッションやディベート、グループワーク、プレゼンテーションを行い検討する。

【各回のテーマ】

第1回 生活科(自然科学系)の教材研究について(担当:柿原)

第2回 遊びに関する生活科授業と学習指導の分析(担当:柿原)

第3回 生活科(自然科学系)における情報機器及び教材の活用について(担当:柿原)

第4回 生活科(自然科学系)における学習指導案の作成(担当:柿原)

第5回 生活科(自然科学系)における模擬授業の実施(担当:柿原)

第6回 生活科(環境系)の教材研究について(担当:梶浦)

第7回 季節に関する生活科授業と学習指導の分析(担当:梶浦)

第8回 生活科(環境系)における情報機器及び教材の活用について(担当:梶浦)

第9回 生活科(環境系)における学習指導案の作成(担当:梶浦)

第10回 生活科(環境系)における模擬授業の実施(担当:梶浦)

第11回 生活科(社会系)の教材研究について(担当:白井)

第12回 交流に関する生活科授業と学習指導の分析(担当:白井)

第13回 生活科(社会系)における情報機器及び教材の活用について(担当:白井)

第14回 生活科(社会系)における学習指導案の作成(担当:白井)

第15回 生活科(社会系)における模擬授業の実施(担当:白井)

【各回の内容】

第1回 生活科(自然科学系)の教材研究について理解する。

第2回 自然を活用した遊びに関する生活科授業と学習指導の分析を行う。

第3回 生活科(自然科学系)における情報機器及び教材の活用について理解する。

第4回 生活科(自然科学系)における学習指導案の作成を行う。

第5回 生活科(自然科学系)における模擬授業を実施する。

第6回 生活科(環境系)の教材研究について理解する。

第7回 季節に関する生活科授業と学習指導の分析を行う。

第8回 生活科(環境系)における情報機器及び教材の活用について理解する。

第9回 生活科(環境系)における学習指導案の作成を行う。

第10回 生活科(環境系)における模擬授業を実施する。

第11回 生活科(社会系)の教材研究について理解する。

第12回 交流に関する生活科授業と学習指導の分析を行う。

第13回 生活科(社会系)における情報機器及び教材の活用について理解する。

第14回 生活科(社会系)における学習指導案の作成を行う。

第15回 生活科(社会系)における模擬授業を実施する。

【事前・事後学習】

・小学校生活科の学習指導要領を読み直す。(2時間程度)

・模擬授業の準備を計画的に進める。(2時間程度)

【課題に対するフィードバックの方法】

・模擬授業は、授業研究を通して感想を交流し、全体で共有する機会を持つ。

・提出された授業の振り返りは、まとめて翌週フィードバックし、全体で共有する機会を持つ。

【授業の到達目標】

小学校生活科における授業計画を構想し、立案することができる。【2019 教育学部DP(1)】

児童の実態を踏まえて、小学校生活科の学習指導案を設計し、展開することができる。【2019 教育学部DP(2)(3)】

【評価割合 - 筆記試験《%》】
0
【評価割合 - 実技試験《%》】
模擬授業(30%)
【評価割合 - レポート《%》】
学習指導案(30%)
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】
授業のコメントシート(40%)
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】

【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】
0
【テキスト】

文部科学省『小学校学習指導要領<平成29年告示>解説 生活』

【参考図書】

授業中に適宜資料を配付する。