授業科目名 配当年次 開講期間 所要単位 必修・選択 担当者名
英語IV 2 後期 1 選択必修 西崎 有多子


【授業の目的と概要】

「英語III」に引き続き、英語への興味関心を高め、英語学習に対するモチベーションと英語能力向上を総合的に目指す。言語としての英語、英語の背景知識、英語の時間的・空間的広がり、英語学習の基礎知識、実際の使い方等を知識として学び、それぞれを実際の英語として体験的に学ぶ。平行して平易な英文学を読み進む。「英語III」を履修していることが望ましいが、この科目だけの履修もできる。「英語基礎I」「英語基礎II」「英語I」「英語II」を終了してからの受講を勧める。

【授業の方法】

テーマごとに、グループ活動を経て発表を行ない、ディスカッションを通して理解を深める。英語の実例は協同学習を取り入れて、主体的に解決していける英語力を養う。英語で紹介や説明ができるような練習を合わせて行う。

【各回のテーマ】

第1回 英語での上手な自己紹介とプレゼンテーション

第2回 英語読書入門 Winnie-the-Poohを読み進む

第3回 英文の読み方とパラグラフ

第4回 英語絵本

第5回 英語のオノマトペ

第6回 英語の略語・略称、人の名前

第7回 英語の名スピーチ

第8回 英語の歌と音楽 ロック・ポップス

第9回 英語の数の読み方と表記

第10回 英語のノンバーバルコミュニケーション

第11回 英文履歴書と自己推薦書(1)

第12回 英文履歴書と自己推薦書(2)

第13回 英文ビジネスレター

第14回 英字新聞

第15回 まとめ

【各回の内容】

第1回 個人としての魅力を伝えるための自己紹介を英語で行なう。スモールトークの練習をする。

第2回 『Winnie-the-Pooh』の背景知識と読み方を理解する。

第3回 英文の読み方の基本。パラグラフの構造を理解し、効果的な読み方を身に付ける。

第4回 有名な英語絵本を概観し、互いに読み聞かせを行う。

第5回 英語と日本語のオノマトペの特徴を理解する。

第6回 主な略語等を知り、英文の名前の特徴を理解する。

第7回 英語の名スピーチの例から、効果的な英語表現について理解する。

第8回 英語圏の伝統的音楽から現代のロック・ポップスを考察する。

第9回 英語の数の数え方や数字表記とその読み方を理解する。

第10回 英語におけるしぐさ、ジェスチャー等を日本語のものと比較し理解する。

第11回 英文履歴書と自己推薦書の例を読んで、書き方を理解する。

第12回 自分の英文履歴書を作成する。

第13回 英文ビジネスレターを読み、構成と読み方を理解する。

第14回 英字新聞の記事を読み、概観する。

第15回 まとめ

【事前・事後学習】

・授業前に各自で30分程度、予習として次回で扱う教科書の内容を読み、わからない英単語の意味を調べ、教科書内容について疑問点を明らかにしておくついて。

・授業後に各自で30分程度、授業内容を振り返り、疑問点がないか確認する。授業で学んだ教材の活用方法を考え、次の授業で発表等ができる準備をする。

【課題に対するフィードバックの方法】

・小テストは返却後、解答を確認し、学生は解答が間違っていた部分について、正解を記入して提出する。

・レポートは、添削、採点後、返却する。

・アクティビティの発表は、録画を見て、改善点を話し合う。

【授業の到達目標】

言語としての英語の全体を概観して理解し、簡単な説明ができる。【2019全学共通DP(1)】

英語の背景知識の全体を概観して理解し、簡単な説明ができる。【2019全学共通DP(1)】

英語学習の基礎知識を使って、簡単な英文学を1人で読み進めることができる。【2019全学共通DP(1)】

【評価割合 - 筆記試験《%》】
40
【評価割合 - 実技試験《%》】
20
【評価割合 - レポート《%》】
30
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】
10
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】

【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】
0
【テキスト】

酒井志延ほか『英語の世界ハンドブック』大修館書店

A.A.Milne『Winnie-the-Pooh』Puffin Modern Classics

必要に応じて資料を配布する。

【参考図書】

必要に応じて紹介する。