授業科目名 配当年次 開講期間 所要単位 必修・選択 担当者名
中国語オーラルコミュニケーションIII 2 後期 1 選択必修 竹越 美奈子


【授業の目的と概要】

授業の目的は、やさしい中国語を使って自分の言いたいことを表現することである。1年程度中国語を学んだ人を対象とする。

人とコミュニケーションがとれるというのは、知識ではなくこころの問題である。言いたいことがあるかどうかである。中国語は1年間学べば、文法的に目新しいことはほとんどない。この授業では、基礎のおさらいをしながら、少しずつ語彙をふやし、自分の知っている中国語で人とコミュニケーションがとれるようになることを目標に、練習したい。

【授業の方法】

演習方式で授業を行う。

親しみのある話題を中心とした教材を用いて、語彙や文法の説明で知識をふやし、基本会話の発音練習・問題演習などを通じて知識の定着や応用をめざす。

【各回のテーマ】

第1回 イントロダクション

第2回 第1課 干支は何ですか?

第3回 第2課 もう片方の靴下は?

第4回 第3課 ちょっと来て

第5回 第4課 歩き疲れたね

第6回 まとめと補充

第7回 第5課 道を聞く

第8回 第6課 タクシーで

第9回 第7課 一夜漬け

第10回 第8課 アルバイト

第11回 まとめと補充

第12回 第9課 Eメール

第13回 第10課 値切る

第14回 第12課 本場の中国料理

第15回 セメスターのまとめと確認テスト

【各回の内容】

第1回 授業の進め方、受け方の説明、基礎のおさらい

第2回 100以下の数、概数、西暦、兼語文、人をほめる、食事をおごる

第3回 方向補語、原因・理由の尋ねかた、「靴下片っぽ」の言い方、いいわけ

第4回 持続、進行、連動文(1)、ことわる

第5回 結果補語、動詞の重ね型、連動文(2)、提案する

第6回 年齢・数量・程度・場所の聞きかた、動作の進行、慣用表現

第7回 いろいろな前置詞、北京を歩く

第8回 ~すれば~するほど、タクシーを利用する

第9回 時刻を表す語、開き直る

第10回 時間の長さ、願望を伝える

第11回 時点と時間量、慣用表現

第12回 番号、助動詞、電話番号を聞く

第13回 値段の言いかた、いろいろな形容詞、値切る

第14回 料理の注文

第15回 疑問文のまとめ、確認テスト

【事前・事後学習】

授業の前に、本文の予習をし、疑問点などを確認しておく。1年生のときの教科書で確認するのもよい。(30分程度)

授業の後で、本文の音読をする。(30分程度)

【課題に対するフィードバックの方法】

授業中に行う問題演習は、黒板に板書して答え合わせをし、解説し、別解答があればそれも示す。

発音の指導は適宜行う

【授業の到達目標】

中級程度の中国語の文法と単語の意味を習得し、正しく発音できる。【2019全学共通DP(1)】

中級程度の中国語を使って、コミュニケーションをとることができる。【2019全学共通DP(2)】

【評価割合 - 筆記試験《%》】
30%
【評価割合 - 実技試験《%》】
30%
【評価割合 - レポート《%》】
0%
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】
60%
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】

なし

【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】
0%
【テキスト】

相原茂『大事なことはみんなやさしい中国語で言える』朝日出版社

【参考図書】

相原茂『中国語ジョークボックス』朝日出版社