授業科目名 | 配当年次 | 開講期間 | 所要単位 | 必修・選択 | 担当者名 |
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OSとプログラミング | 2 | 後期 | 2 | 選択 | 正岡 元 |
【授業の目的と概要】 |
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この科目では、メールサーバやWWWサーバで使われているUnix系OSの一つであるLinuxを用いて、ファイルシステムやプロセス管理などのOSの基本的な原理や、ファイルの操作やエディタの使い方などの基本的な操作を学習するとともに、コンピュータプログラムの作成を通して、コンピュータおよびOSの動作原理の理解を目指す。以上の内容を演習形式で行う。 |
【授業の方法】 |
コンピュータを用いた実習形式を中心に、講義形式を合わせて行う。 |
【各回のテーマ】 |
第1回 はじめに 第2回 オペレーティングシステム入門(1) 第3回 オペレーティングシステム入門(2) 第4回 ファイルシステムのはたらき~ 第5回 プログラミング入門 第6回 変数と制御構造(1) 第7回 変数と制御構造(2) 第8回 アルゴリズムとデータ構造 第9回 値の型変換 第10回 正規表現 第11回 配列(1) 第12回 配列(2) 第13回 ファイル入出力(1) 第14回 ファイル入出力(2) 第15回 まとめ |
【各回の内容】 |
第1回 オペレーティングシステムの基礎,Linuxの使い方,端末エミュレータとコマンドラインの概要を理解する 第2回 OSの様々な役割(プロセス管理、メモリ管理等)を紹介し,コマンドを入力しながらそれらの機能を体感する 第3回 OSの様々な役割(デバイスドライバ、ユーザインタフェース等)を紹介し,コマンドを入力しながらそれらの機能を体感する 第4回 OSの役割の一つであるフィルシステムについて学び,ファイルとディレクトリの概念を理解し,コマンドでファイルを操作する 第5回 簡単なプログラムを実際に書き,プログラムの書き方の作法や実行のしかたを学ぶ 第6回 変数の概念と使い方および制御構造の基本を理解する 第7回 様々な制御構造の使い方を学ぶ 第8回 問題を解決するための手順を論理的に組み立てる方法を学ぶ 第9回 データ型の概念と型の返還について学ぶ 第10回 文字列処理の基礎である正規表現を学ぶ 第11回 配列の概念について理解する 第12回 配列のさまざまな使い方を理解する 第13回 データをファイルから入力する方法を理解する 第14回 結果をファイルに出力する方法を理解する 第15回 これまで学んだ知識を用いてプログラムを作成する |
【事前・事後学習】 |
毎回の講義のおわりに、事後学習の内容、次回までの課題、次回の内容の概要、および事前学習の内容を示す。 それに従い、事後学習、課題、事前学習それぞれ1時間程度行っておくこと。 また、各回で扱ったLinuxの操作やプログラミングの概念については何度も練習し、十分理解を進めておくこと。(1時間程度) 随時事前事後学習のためのサンプルを提示する。 |
【課題に対するフィードバックの方法】 |
提示した課題は翌週に模範解答を示し、解説を行う。 |
【授業の到達目標】 |
OSの基礎的な概念を理解し、OSの役割、機能を説明できる【2018大学DP(1)】 簡単なLinuxの操作を身に着け、実際に基本的な操作ができる【2018大学DP(1)】 論理的な思考を身に着け、問題の解決手法を考え、それを細かい手順に分解し、フローチャートを作成できる【2018大学DP(2)】 プログラムの基礎的な概念を理解し、フローチャートをもとに簡単なプログラムを作成することができる【2018大学DP(2)】 |
【評価割合 - 筆記試験《%》】 |
0 |
【評価割合 - 実技試験《%》】 |
0 |
【評価割合 - レポート《%》】 |
0 |
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】 |
0 |
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】 |
毎回の講義の終わりに課す課題、および小テストによる |
【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】 |
100 |
【テキスト】 |
広瀬雄二,Ruby プログラミング基礎講座,技術評論社 |
【参考図書】 |
高橋 征義,たのしいRuby 第3版,ソフトバンククリエイティブ 大角 祐介、新しいLinuxの教科書、SBクリエイティブ |