授業科目名 配当年次 開講期間 所要単位 必修・選択 担当者名
幼児と身体表現 1 後期 1 選択 伊藤 数馬


【授業の目的と概要】

幼児の身体による表現の姿やその発達及びそれを促す要因、幼児の感性や創造性を豊かにする様々な身体を使った表現遊びや環境の構成などの専門的事項についての知識・技能、表現力を身に付ける。

【授業の方法】

講義・実技形式で行う。授業の内容に応じてディスカッション及びグループワークを取り入れる。

【各回のテーマ】

第1回 豊かな身体表現を育てるⅠ 豊かな身体表現とは何か

第2回 豊かな身体表現を育てるⅡ 「豊かな身体表現」の概念

第3回 身体表現の考え方Ⅰ 幼稚園教育要領・こども園教育・保育要領の考え方

第4回 身体表現の考え方Ⅱ 発達過程で見られる身体表現の様子

第5回 子どもたちと身体表現Ⅰ 0~1歳児の身体表現指導と留意点

第6回 子どもたちと身体表現Ⅱ 2~3歳児の身体表現指導と留意点

第7回 子どもたちと身体表現Ⅲ 4~5歳児の身体表現指導と留意点

第8回 本講義のまとめ

【各回の内容】

第1回 子どもにとっての「豊かな身体表現」とは何かについて理解する。

第2回 「豊かな身体表現」の概念について学習する。

第3回 幼稚園教育要領やこども園教育・保育要領における身体表現の考え方を理解する。

第4回 発達過程で見られる身体表現の様子について学習する。

第5回 0~1歳児の身体表現指導と留意点について学習し指導実践する。

第6回 2~3歳児の身体表現指導と留意点について学習し指導実践する。

第7回 4~5歳児の身体表現指導と留意点について学習し指導実践する。

第8回 本講義内容全体のまとめを行う。

【事前・事後学習】

事前学習としては、各回の講義内容について教科書を中心に調べること(2時間程度)。

事後学習としては、講義の内容を振り返り実践したものについては反復練習すること(2時間程度)。

【課題に対するフィードバックの方法】

課題に対するレポートについては、まとめて翌週フィードバックし、全体で共有する機会を持つことで理解を深める。

【授業の到達目標】

幼児の身体表現の姿やその発達を理解することができる。【2019教育学部DP(2)】

身体表現における基礎的な知識・技能を学ぶことを通し、幼児の感性を豊かにする身体表現を理解することができる。【2019教育学部DP(1)】

【評価割合 - 筆記試験《%》】
0
【評価割合 - 実技試験《%》】
40
【評価割合 - レポート《%》】
30
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】
30
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】

【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】
【テキスト】

古市久子「保育表現技術」ミネルヴァ書房

【参考図書】

文部科学省「幼稚園教育要領」

内閣府・文部科学省・厚生労働省「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」

授業時に適宜紹介する