授業科目名 配当年次 開講期間 所要単位 必修・選択 担当者名
レクリエーション論 3 前期 2 選択必修 石川 幸生


【授業の目的と概要】

レクリエーション・インストラクターは、「市民サービスの事業」を推進するマンパワーとして期待されている。21世紀の社会とレクリエーション運動の役割、レクリエーション支援とその方法を基礎理論の中心におきながら、インストラクターとしての必要なコミュ二ケーション技能について考察する。

【授業の方法】

講義形式で授業を行う。授業の内容に応じてディスカッションやグループワークを取り入れる。

【各回のテーマ】

第1回 はじめに

第2回 21世紀の社会とレクリエーション運動

第3回 レクリエーションの理解とレクリエーション運動の歴史

第4回 レクリエーション支援の展開と方法(1)

第5回 レクリエーション支援の展開と方法(2)

第6回 レクリエーション支援の目標と理念

第7回 レクリエーション支援組織の経営論(1)

第8回 レクリエーション支援組織の経営論(2)

第9回 レクリエーション財とは

第10回 レクリエーションサービス論(1)

第11回 レクリエーションサービス論(2)

第12回 コミュニケーション・ワーク「ホスピタリティーについて」

第13回 コミュニケーション・ワーク「交流分析トレーニングについて」

第14回 コミュニケーション・ワーク「アイスブレーキングの方法について」

第15回 まとめ

【各回の内容】

第1回 レクリエーション・インストラクターとは何か、そのために何を学習し、どのような技能を習得するのかを確認する。

第2回 21世紀はどのような社会が予測され、どのような課題や問題に対してレクリエーション運動の果たす役割について考察する。

第3回 「レクリエーション」が人間社会にどのような価値を持つのか、歴史を振り返りながら考察する。

第4回 市民サービス事業の目的と内容を事例として、レクリエーション運動の意義について考察する。

第5回 レクリエーション・インストレクターに求められる役割について考察する。

第6回 レクリエーション支援が個人や地域社会にとって、どのような価値や意義があるのかを考察する。(小テスト実施)

第7回 市町村レクリエーション協会の大きな課題は、クラブ育成である。そのクラブの誕生と運営について考察する。

第8回 地域の市町村レクリエーション協会の目的や活動内容を考察する。

第9回 どのようなレクリエーション財があるのか考察する。

第10回 対象者にとって魅力ある事業運営について考察する。

第11回 レクリエーションサービスで何を評価するのかについて考察する。(小テスト実施)

第12回 演習形式の講義を通してホスピタリティーについて考察する。

第13回 演習形式の講義を通して交流分析トレーニングを体験する。

第14回 演習形式の講義を通してアイスブレーキングの具体的な方法を体験する。

第15回 レクリエーション・インストラクターとしての基礎的理解について総括する。(小テスト実施)

【事前・事後学習】

事前にテキストを読んで準備すること(2時間程度)。また、事後学習については授業で学んだ内容を整理しておくこと(2時間程度)。課題等は必ず提出する。

【課題に対するフィードバックの方法】

課題レポートは採点し、コメントを付けて学生に返却する。

【授業の到達目標】

レクリエーション支援の方法と知識を修得し身につけることができる。【2018人間健康学部DP(1)】

レク・インストラクターとしてのコミュニケーション能力を身につけることができる。【2018人間健康学部DP(1)】

【評価割合 - 筆記試験《%》】
【評価割合 - 実技試験《%》】
【評価割合 - レポート《%》】
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】

【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】
【テキスト】

「レクリエーション支援の基礎」 日本レクリエーション協会編

【参考図書】

適宜紹介する。