授業科目名 | 配当年次 | 開講期間 | 所要単位 | 必修・選択 | 担当者名 |
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総合野外活動実習III | 2 | 後期 | 1 | 選択 | 葛原 憲治 |
【授業の目的と概要】 |
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総合野外活動実習Ⅲにおいては、日常生活から離れて大自然の中での雪山という環境下で活動を実施する。その活動を通じて、スノースポーツの楽しさを体験するとともに、新しい技術の習得及び技術の向上を目的とする。その過程で、自分と向き合うとともに仲間と協力をする。また、スノースポーツの楽しみ方、ルールやマナーについても学び、安全面の指導を含めて指導者としての知識・技術を習得することもねらいとする。さらに、スノースポーツが子どもから高齢者、障害者を含めたみんなのスポーツであることを理解させ、生涯スポーツとしての理解も深めさせる。以上の内容を実習形式で行う。専門のインストラクターから指導を受ける。 |
【授業の方法】 |
実技形式で集中講義を行う。スキルレベル別のグループワークを取り入れる。 |
【各回のテーマ】 |
第1回 履修ガイダンス 第2回 スノースポーツの歴史 第3回 スノースポーツの傷害及び安全対策 第4回 スキー板及びスキー靴の選び方 第5回 セフティーバインディングの調整方法 第6回 スキーのためのコンディショニング方法 第7回 カービングスキーの基礎技術1 第8回 カービングスキーの基礎技術2 第9回 カービングスキーの基礎技術3 第10回 カービングスキーの応用技術1 第11回 カービングスキーの応用技術2 第12回 班別ミーティング 第13回 総合滑走1 第14回 総合滑走2 第15回 まとめ |
【各回の内容】 |
第1回 授業の目的、方針、ルール、評価の方法の説明をする。 第2回 スノースポーツ(スキーやスノーボード)の歴史を学び、実習の趣旨を理解する。 第3回 スノースポーツ(カービングスキーやスノーボード)の安全対策を学び、傷害が発生しない取り組みをする。 第4回 カービングスキーの板やスキー靴の合わせ方や用具の調整方法を学ぶ。 第5回 カービングスキーのバインディングの調整方法を学び、実習中の傷害予防に努める。 第6回 スキーのためのコンディショニング方法を学び、傷害が発生しない取り組みをする。 第7回 カービングスキーの用具に慣れ、基本動作を学ぶ。 第8回 カービングスキーによる方向転換、登行、滑降の基礎を学ぶ。 第9回 カービングスキーによるプルーク、斜滑降、ターンの基礎を学ぶ。 第10回 初級から中級コースでの大回りターンを実習する。 第11回 中級コースでの大回りターン及び小回りターンを実習する。 第12回 実習後、班別ミーティングを行い、実習の振り返りを行う。 第13回 初級から中級コースでの大回りターン及び小回りターンのスキルを向上させる。 第14回 中級以上のコースでの大回りターン及び小回りターンのスキルを向上させる。 第15回 これまでの実習の総括をし、スキーバッジテストに向けて復習をする。 |
【事前・事後学習】 |
事前学習として、後期開催予定の総合野外活動実習Ⅲの説明会に必ず出席すること(30分程度)。事後学習としては、総合野外活動実習Ⅲで習得した滑走技術、ルールやマナーを確認および向上させるために、実習ノートに活動を記録する(30分程度)。また、自分の動画をはじめ他の学生の動画を1時間程度観察することで、スキルのイメージと実際のギャップを埋める。 |
【課題に対するフィードバックの方法】 |
実習ノートは、添削してから返却し、全体として共通のポイントに関しては全体で共有し、個別のポイントに関しては学生個々に個別指導をする。また、実技試験は、採点後、合格ポイントを全体のポイントおよび個別のポイントをそれぞれ指導をする。 |
【授業の到達目標】 |
スノースポーツに関するルールやマナーを含めた安全面の指導や基礎的かつ安全な滑走ができる【2018人間健康学部DP(2)】 |
【評価割合 - 筆記試験《%》】 |
0 |
【評価割合 - 実技試験《%》】 |
60 |
【評価割合 - レポート《%》】 |
0 |
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】 |
20 |
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】 |
振り返りのための実習ノートの作成 |
【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】 |
20 |
【テキスト】 |
実習ノートを配布 |
【参考図書】 |
渡辺一樹、DVD上達レッスン スキー、成美堂、2008年 DVDで完全マスター! 井山敬介のスキー上達メソッド、実業之日本社、2008年 |