授業科目名 配当年次 開講期間 所要単位 必修・選択 担当者名
地域福祉論 2 後期 2 選択必修 藤沢 真理子


【授業の目的と概要】

地域福祉論は、地域を基盤として、高齢者や障がい者や児童等の福祉ニーズを横断的に支援する。地域福祉論を学ぶことで今後幅広い分野で学生が活動する時に役立つ理論と方法を身につける。

【授業の方法】

講義形式で行う。授業の内容に応じて、ディスカッションおよびグループワークを取り入れる。

【各回のテーマ】

第1回 地域福祉とは

第2回 地域福祉の歴史(日本)

第3回 地域福祉の歴史(欧米)

第4回 地域福祉の概念

第5回 地域組織化・福祉組織化

第6回 地域福祉計画

第7回 地域福祉と財源

第8回 福祉教育

第9回 民生児童委員と主任児童委員

第10回 ボランティアとNPO

第11回 ボランティア・コーディネーターの役割

第12回 日常生活自立支援事業

第13回 コミュニティソーシャルワーク

第14回 地域包括ケアシステム

第15回 地域福祉の課題

【各回の内容】

第1回 今後の講義の概要・予定と授業でのルールを説明

第2回 日本の地域福祉の歴史について理解する

第3回 欧米のコミュニティケアの歴史を学ぶ

第4回 地域福祉の概念、構成要素を理解する

第5回 地域組織化・福祉組織化について社会福祉協議会の活動を中心に理解する

第6回 地域福祉計画について理解する

第7回 地域福祉の財源について、共同募金を中心に学ぶ

第8回 地域福祉を推進するために、福祉教育について理解する

第9回 地域福祉の中で重要な役割を果たしている民生児童委員と主任児童委員について学ぶ

第10回 ボランティアとNPO(民間非営利組織)について学ぶ

第11回 ボランティア・コーディネーターの役割を理解する

第12回 認知症、精神や知的に障がいをもつ人が地域で暮らすため日常生活自立支援事業を理解する

第13回 コミュニティソーシャルワークは地域福祉で重要な技法となっており、その理論と方法を学ぶ

第14回 地域包括ケアシステムについて理解する

第15回 地域福祉の課題をまとめる

【事前・事後学習】

事前学習として、テキストから次回の講義内容に関連する箇所を指定し、当日までに2時間程度の学習(読んで要約)を課す。

事後学習として、講義の復習をすると共に課題レポートを2時間程度でまとめることを課す。

【課題に対するフィードバックの方法】

課題レポートは、翌週フィードバックし、全体で共有する機会を持つ。

【授業の到達目標】

多様な価値観を有し、地域福祉の幅広い知識とスキルを基に地域貢献ができる(2018人間健康学部DP(3))

地域福祉分野における問題意識を持ち解決方策を探求できる(2018人間健康学部DP(2))

【評価割合 - 筆記試験《%》】
60
【評価割合 - 実技試験《%》】
0
【評価割合 - レポート《%》】
0
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】
0
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】

毎回の授業で提出する小レポート等

【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】
40
【テキスト】

山縣文治・岡田忠克編『よくわかる社会福祉 第11版』ミネルヴァ書房

【参考図書】

適宜授業で紹介