授業科目名 配当年次 開講期間 所要単位 必修・選択 担当者名
精神保健 3 後期 2 選択必修 堀 篤実


【授業の目的と概要】

精神発達の様相とそれを促す適切なかかわりを学ばせる。単に精神医学的対応のみならず、各発達段階の健全育成を基盤としたかかわりの必要性を認識することが大切である。また、精神保健において重要な課題である発達障害等についての知識を身につけさせるとともに、適切な支援いついて考えさせる。さらに心の健康に関して家庭・地域・学校や職場の連携の重要性を学ばせる。

【授業の方法】

講義形式で行う。

【各回のテーマ】

第1回 授業オリエンテーション 精神保健の概要

第2回 心の健康とは

第3回 ストレス

第4回 適応と防衛機制

第5回 発達と精神保健(1)胎児期の発達と精神保健

第6回 発達と精神保健(2)乳児期の発達と精神保健

第7回 発達と精神保健(3)幼児期の発達と精神保健

第8回 発達と精神保健(4)児童期の発達と精神保健

第9回 発達と精神保健(5)青年期の発達と精神保健

第10回 発達と精神保健(6)成人期の発達と精神保健

第11回 発達と精神保健(7)老年期の発達と精神保健

第12回 家族と精神保健

第13回 学校と精神保健

第14回 職場と精神保健

第15回 まとめ

【各回の内容】

第1回 精神保健という学問やこの授業で扱う内容について説明する。

第2回 精神保健の歴史や意義およびその課題について学習することにより、精神保健の理解を深める。

第3回 ストレスについて理解するとともにその適応やコーピングについて学習する。

第4回 欲求不満や葛藤、ストレスに対する適応の機制について学び、自我防衛機制についての理解を深める。

第5回 胎児期の発達の特質と課題について学ぶとともに、この時期の問題と精神保健についての理解を深める。

第6回 乳児期の発達の特質と課題について学ぶとともに、この時期の問題と精神保健についての理解を深める。

第7回 幼児期の発達の特質と課題について学ぶとともに、この時期の問題と精神保健についての理解を深める。

第8回 学童期の発達の特質と課題について学ぶとともに、この時期の問題と精神保健についての理解を深める。

第9回 青年期の発達の特質と課題について学ぶとともに、この時期の問題と精神保健についての理解を深める。

第10回 成人期の発達の特質と課題について学ぶとともに、この時期の問題と精神保健についての理解を深める。

第11回 老年期の発達の特質と課題について学ぶとともに、この時期の問題と精神保健についての理解を深める。

第12回 家庭環境の特質とその役割について学習するとともに、家庭環境における問題と精神保健について理解を深める。

第13回 学校環境の特質とその役割について学習するとともに、学校環境における問題と精神保健について理解を深める。

第14回 職場環境の特質とその役割について学習するとともに、職場環境における問題と精神保健について理解を深める。

第15回 授業で学習したことの振り返りと筆記試験を実施する。

【事前・事後学習】

各回の内容について、事前に講義内で示されたキーワードについて調べ、その内容を理解する(2時間程度)。授業前までに次週で扱うテーマの中にある言葉について調べてくる。授業後は配布資料を参考に授業内容を振り返り、自分で調べてきたことと照らし合わせてキーワードついてまとめる(2時間程度)。

【課題に対するフィードバックの方法】

毎回、講義後に振り返りを提出する。それは採点され、翌週フィードバックし、全体で共有したほうが良い内容については次回授業の冒頭で紹介する。

【授業の到達目標】

ストレスとその心身への影響について説明できる【2017人間健康学部DP(1)】

ストレス状態や心の不健康状態への適切な対処のあり方を判断することができる【2017人間健康学部DP(2)】

発達段階別の心理的特徴と心の健康について説明できる【2017人間健康学部DP(3】】

【評価割合 - 筆記試験《%》】
60
【評価割合 - 実技試験《%》】
0
【評価割合 - レポート《%》】
0
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】
20
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】

毎授業後に振り返りの紙を提出する

【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】
20
【テキスト】

必要に応じて資料を配布します。

【参考図書】

特になし。