授業科目名 配当年次 開講期間 所要単位 必修・選択 担当者名
高齢社会論 3 後期 2 選択 中村 教子


【授業の目的と概要】

 わが国の高齢化の特徴が説明できる。高齢社会を取り巻く社会問題の発生状況および高齢者に関わる社会問題について理解できる。老人福祉の理念、高齢者支援関係法規、介護保険制度の概要について理解が深まる。高齢者への尊厳を理念に、高齢者特性・生活実態、社会的ニーズ、制度、政策を理解し説明できる。

【授業の方法】

講義形式で行う。授業の内容に応じてディスカッションおよびグループワークを取り入れる。

【各回のテーマ】

第1回 高齢社会と高齢者を取り巻く社会問題

第2回 高齢者保健福祉の歴史

第3回 高齢者の特性

第4回 高齢者支援関係法規

第5回 介護保険 創設、実施後の経緯

第6回 介護保険 概要

第7回 介護保険 サービス体系

第8回 地域支援事業

第9回 地域包括支援センター

第10回 高齢者医療 地域包括ケアシステム

第11回 認知症支援

第12回 権利擁護

第13回 高齢者の経済問題

第14回 高齢者の住まい

第15回 高齢者支援の方法

【各回の内容】

第1回 わが国の高齢化の特徴を理解し、高齢者を取り巻く諸問題を学ぶ。

第2回 高齢者保健福祉の歴史(古代から現代)を学ぶ。

第3回 高齢者の社会的、身体的、精神的、総合的理解を把握する。

第4回 高齢者支援関係法規 老人福祉法、高齢者虐待防止法を学ぶ。

第5回 介護保険制度 創設の背景、目的、実施等の経緯を学ぶ。

第6回 介護保険制度 概要・仕組み等を理解する。

第7回 介護保険制度 サービスの体系を学ぶ。

第8回 地域支援事業について理解を深める。

第9回 地域包括支援センターについて理解する。

第10回 高齢者医療 地域包括ケアについて理解する。

第11回 認知症支援、新オレンジプラン等について学ぶ。

第12回 成年後見制度 日常生活自立支援制度等について把握する。

第13回 高齢者の年金の概要、経済問題等をつかむ。

第14回 高齢者の住まい  住宅環境、地域環境整備等について理解を深める。

第15回 高齢者支援の方法と課題について纏める。

【事前・事後学習】

 授業前に主だったキーワード等について調べる(2時間程度)。授業後は、事前に調べた内容,講義内容,配布資料および参考図書をもとにまとめを行う(2時間程度)。

【課題に対するフィードバックの方法】

課題レポートは翌週フイードバックし全体で共有する機会を持ちます。

【授業の到達目標】

高齢者を取り巻く諸問題を理解し説明できる。

介護保険制度を理解し説明できる。

地域包括支援ケアについて理解し説明できる。

高齢者支援関係法規等について理解し説明できる。

高齢者支援の方法と課題について理解し説明できる。

【評価割合 - 筆記試験《%》】
40
【評価割合 - 実技試験《%》】
【評価割合 - レポート《%》】
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】
30
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】

授業内に行う授業内容に関する確認ミニレポート

【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】
30
【テキスト】

資料配布

【参考図書】

社会福祉士養成講座編集委員会『高齢者に対する支援と介護保険最新版』中央法規

ミネルヴァ書房編集部編『社会福祉小六法最新版』ミネルヴァ書房