授業科目名 配当年次 開講期間 所要単位 必修・選択 担当者名
心の健康・心の病 1 後期 2 選択 青柳 眞紀子


【授業の目的と概要】

現代社会を生きていく中で、身体の健康のみならず心の健康を保つことは重要である。メンタルヘルス不全は特殊な人だけに起こるものではなく、誰にでも起こりうる事柄である。

本講義では、心の健康について考えることで自らの心の健康に取り組む姿勢や、心に問題を抱えている人の状態を理解することを通してお互いに助け合う姿勢をはぐくむことを目的とする。

【授業の方法】

講義形式で行います。

【各回のテーマ】

第1回 ガイダンス

第2回 心のしくみについて その1

第3回 心のしくみについて その2

第4回 こころのしくみについて その3

第5回 ストレスについて その1

第6回 ストレスについて その2

第7回 精神症状について

第8回 代表的な精神障害について その1

第9回 代表的な精神障害について その2

第10回 認知症 その1

第11回 認知症 その2

第12回 認知症 その3

第13回 身近な心の健康

第14回 自分を好きになるために

第15回 コミュニケーションについて

【各回の内容】

第1回 授業の進め方、評価の仕方、「心の健康」とは

第2回 意識・無意識・前意識、エス・自我・超自我について 等

第3回 ディフェンスメカニズムについて、心の発達段階説(フロイト)等

第4回 エリクソンの発達段階説、マズローの欲求の5段階説 等

第5回 危機理論、ストレスとは、タイプA性格 等

第6回 ストレスマネジメントについて 等

第7回 精神症状論、状態像、診断と分類 等

第8回 統合失調症、感情(気分)障害 等

第9回 神経症性障害、ストレス関連障害、パーソナリティ障害 等

第10回 認知症とは、認知症の原因疾患 等

第11回 認知症患者への理解と対応 等

第12回 認知症患者家族への理解と対応 等

第13回 学校・職場での心の健康 等

第14回 認知行動療法の考え方 等

第15回 原因の帰属、two-wayコミュニケーション、かかわり技法 等

【事前・事後学習】

事前学習:配布された資料やシラバスを読み、次回の授業内容を把握しておく。初回授業からの資料を読んで、それまでの授業内容を思い出しておく(1時間程度)。

事後学習:復習を兼ねて、授業中にメモを取り切れなかった部分のフォローをする。わからなかった部分について、自分なりに調べる(3時間程度)。

【課題に対するフィードバックの方法】

リアクションペーパー等の内容をいくつかピックアップし、次回授業の冒頭でコメントすることで共有します。

【授業の到達目標】

心の健康とはどういうことか、説明できる。

自らの心の健康のためにできることについて、具体的に説明できる。

代表的な精神障害について説明できる。

認知症への対応について、理解・説明できる。

【評価割合 - 筆記試験《%》】
100%
【評価割合 - 実技試験《%》】
なし
【評価割合 - レポート《%》】
0%
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】
0%
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】

【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】
【テキスト】

使用しない。随時資料を配布します。

【参考図書】

精神看護の基礎 医学書院

精神看護学概論 精神保健 メヂカルフレンド社