授業科目名 配当年次 開講期間 所要単位 必修・選択 担当者名
英語III 2 前期 1 選択必修 西崎 有多子


【授業の目的と概要】

英語への興味関心を高め、英語学習に対するモチベーションと英語能力向上を総合的に目指す。言語としての英語、英語の背景知識、英語の時間的・空間的広がり、英語学習の基礎知識、実際の使い方等を知識として学び、それぞれを実際の英語として体験的に学ぶ。平行して平易な英文学を読み進む。「英語基礎I」「英語基礎II」「英語I」「英語II」を終了してからの受講を勧める。

【授業の方法】

テーマごとに、グループ活動を経て発表を行ない、ディスカッションを通して理解を深める。英語の実例は協同学習を取り入れて、主体的に解決していける英語力を養う。英語で紹介や説明ができるような練習を合わせて行う。

【各回のテーマ】

第1回 英語の歴史と成り立ち

第2回 アメリカ英語とイギリス英語、世界の中の英語

第3回 日本語と英語

第4回 辞書の種類と活用法

第5回 英語読書入門 Winnie-the-Poohを読み進む

第6回 発音と発音記号

第7回 発音と綴り

第8回 英語圏の国々

第9回 英語圏の食生活・年中行事

第10回 英語圏の教育・スポーツ

第11回 英語の背景文化 聖書・ギリシャ神話・シェイクスピア

第12回 英語のことばあそび 詩・マザーグース・なぞなぞ

第13回 英語の迷信・ことわざ

第14回 ことばと文化、異文化理解と英語

第15回 まとめ

【各回の内容】

第1回 国際語となった英語の歴史と言語学的な位置を理解する。

第2回 アメリカ英語とイギリス英語の違いを語彙・発音・文法面で比較する。World Englishesとは。

第3回 日本における英語学習の始まりと外国語の受容の歴史を理解する。

第4回 英語学習における辞書の種類と特徴、活用法を理解する。

第5回 『Winnie-the-Pooh』の背景知識と読み方を理解する。

第6回 英語の発音と発音記号の知識を身に付ける。

第7回 英語の発音と綴りの関係を理解する。

第8回 英語が使われている国々について特徴を知り、理解を深める。

第9回 英語圏の食生活や年中行事について特徴を知り、理解を深める。

第10回 英語圏の教育やスポーツについて特徴を知り、理解を深める。

第11回 英語圏では常識的な歴史的背景を知り、理解を深める。

第12回 英語圏の子どもたちのためのことばあそびを知り、理解を深める。

第13回 英語の迷信・ことわざを知り、背景文化について理解を深める。

第14回 ことばと文化の結びつき、英語を通して異文化理解について理解を深める。

第15回 まとめ

【事前・事後学習】

・授業前に各自で30分程度、予習として次回で扱う教科書の内容を読み、わからない英単語や内容について調べ、疑問点を明らかにしておく。

・授業後に各自で30運程度、授業内容を振り返り、疑問点がないか確認する。授業で学んだ教材の活用方法を考え、次の授業で発表等ができる準備をする。

【課題に対するフィードバックの方法】

・小テストは返却後、解答を確認し、学生は解答が間違っていた部分について、正解を記入して提出する。

・レポートは、添削、採点後、返却する。

・アクティビティの発表は、録画を見て、改善点を話し合う。

【授業の到達目標】

言語としての英語の全体を概観して理解し、簡単な説明ができる。【2019全学共通DP(1)】

英語の背景知識の全体を概観して理解し、簡単な説明ができる。【2019全学共通DP(1)】

英語学習の基礎知識を使って、簡単な英文学を読み進めることができる。【2019全学共通DP(1)】

【評価割合 - 筆記試験《%》】
40
【評価割合 - 実技試験《%》】
20
【評価割合 - レポート《%》】
30
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】
10
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】

【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】
0
【テキスト】

酒井志延ほか『英語の世界ハンドブック』大修館書店

A.A.Milne『Winnie-the-Pooh』Puffin Modern Classics

必要に応じて資料を配布する。

【参考図書】

必要に応じて紹介する。