中国語を初めて学ぶ人を対象として、入門レベルの中国語を口頭で表現できるようにする。

中国語の文法は比較的やさしく、文字も単語も日本語と似ているものが多いので、入門しやすい外国語と言えるが、発音はややむずかしい。この授業では、中国の大学を舞台とした教科書の会話を通じて基本的な表現を学び、正確に発音できるようにする。

中国語総合Iと同時に履修することが望ましい。

演習方式で授業を行う。

授業の初めに中国の大学を舞台にした映像を見て、その後単語や文法の説明、本文の訳を確認して、最後に表現練習に取り組む。毎回表現練習の小テストを実施する。

第1回 イントロダクション

第2回 第１課　発音１　声調・母音

第3回 第２課　発音２　子音(1)

第4回 第３課　発音３　子音(2)

第5回 第４課　発音４　まちがえやすい発音

第6回 復習とまとめテスト

第7回 第５課　空港で

第8回 第６課　初対面のあいさつ

第9回 第７課　チェックイン

第10回 第８課　部屋に入る

第11回 復習とまとめテスト

第12回 第９課　またあとで

第13回 第10課　復習

第14回 第11課　プレゼントを渡す

第15回 復習とまとめテスト

第1回 授業の進め方および中国語とはどんな言語かについての説明

第2回 声調、変調、軽声、母音、表現練習

第3回 音節末の子音、表現練習

第4回 有気音と無気音、表現練習

第5回 まちがえやすい発音、表現練習

第6回 復習と発音テスト（発音）

第7回 基本語順、疑問文、否定文、人称代名詞、表現練習

第8回 形容詞述語文、主術述語文、表現練習

第9回 名前の聞き方・答え方、二重目的語、表現練習

第10回 選択疑問文、場所を表す指示代詞、表現練習

第11回 復習と発音テスト（５～８課）

第12回 指示代詞、文末不可型疑問文、表現練習

第13回 基本構文、疑問文の種類、疑問詞の位置、表現練習

第14回 所有を表す“有”、表現練習

第15回 復習と発音テスト（９～11課）

授業の前に、教科書付属のＣＤを聞く。（30分程度）

授業の後に、教科書付属のＣＤを聞きながら本文の音読をする。（30分程度）

授業の最後に実施する表現練習は、一斉に練習したあと、毎回全員の発音を聞いて、教員がていねいに指導する。

初歩的な中国語でのコミュニケーションに必要な知識を習得し、正しく発音できる。【2019全学共通DP(1)】

初歩的な中国語を使って、コミュニケーションをとることができる。【2019全学共通DP(2)】

なし

董燕／遠藤光暁『話す中国語北京篇１』朝日出版社

相原茂『中国語ジョークボックス』朝日出版社