授業科目名 配当年次 開講期間 所要単位 必修・選択 担当者名
総合野外活動実習II 2 前期 1 選択 中野 匡隆


【授業の目的と概要】

総合野外活動実習Ⅱにおいては、日常生活から離れて大自然の中での海(湖)という環境下で活動を実施する。その活動を通じて、マリンスポーツの楽しさを体験するとともに、新しい技術の習得及び技術の向上を目的とする。その過程で、自分と向き合うとともに仲間と協力をする。また、マリンスポーツの楽しみ方、ルールやマナーについても学び、安全面の指導を含めて指導者としての知識・技術を習得することもねらいとする。さらに、マリンスポーツが子どもから高齢者、障害者を含めたみんなのスポーツであることを理解さし、生涯スポーツとして楽しむことの大切さを感じる。専門のインストラクターから指導を受ける。

【授業の方法】

実技形式で集中講義を行う。また、必要に応じたグループワークを取り入れる。

【各回のテーマ】

第1回 履修ガイダンス

第2回 マリンスポーツの現状と課題

第3回 マリンスポーツのルールとマナー

第4回 マリンスポーツの安全対策

第5回 ウェイクボードの必要知識、道具、安全対策

第6回 ウェイクボードの実践1(用具に慣れる)

第7回 ウェイクボードの実践2(基本動作を学ぶ)

第8回 ウェイクボードの実践3(基本動作を修得し、実践する)

第9回 ダイビングの必要知識、道具、安全対策

第10回 ダイビングの実践1(用具に慣れる)

第11回 ダイビングの実践2(基本動作を学ぶ)

第12回 ダイビングの実践3(基本動作を修得し、実践する)

第13回 映像を用いたミーティング

第14回 班別ミーティング

第15回 まとめ

【各回の内容】

第1回 授業の目的、方針、ルール、評価の方法の説明をする。

第2回 マリンスポーツの現状と課題を学び、実習の趣旨を理解する。

第3回 マリンスポーツのルールやマナーについて理解する。

第4回 マリンスポーツの安全対策を学び、傷害や水難事故が発生しない取り組みをする。

第5回 ウェイクの必要知識、道具、安全対策を学ぶ。

第6回 ウェイクの用具に慣れる。

第7回 ウェイクの基本動作を学ぶ。

第8回 ウェイクの基本動作を修得し、実践をする。

第9回 ダイビングの必要知識、道具、安全対策を学ぶ。

第10回 ダイビングの用具に慣れる。

第11回 ダイビングの基本動作を学ぶ。

第12回 ダイビングの基本動作を修得し、実践をする。

第13回 状況者や自身の映像を観ながら技術の向上に役立てる。

第14回 班別ミーティングを行い、実習の振り返りを行う。

第15回 これまでの実習の総括をし、理論及び実技の復習をする。

【事前・事後学習】

事前学習として、前期開催予定の4回程度のの総合野外活動実習Ⅱの説明会に必ず出席すること。

事後学習としては、総合野外活動実習Ⅱで習得した滑走技術、ルールやマナーを確認および向上させるために海や湖に足を運び、マリンスポーツを各自積極的に実施することを推奨する。

【課題に対するフィードバックの方法】

【事前学習】

説明会を含む、事前学習会に必ず全て出席すること(2時間程度)。

【事後学習】

現地実習で習得した技術、ルールやマナーを確認および向上させるために、実習記録を作成する(1時間程度)。

実習中の動画を観察することで、スキルのイメージと実際のギャップを埋める(1時間程度)。

【授業の到達目標】

マリンスポーツに関するルールやマナーを含めた安全面の指導や活動ができる。【2018人間健康学部DP(2)】

生涯スポーツとして、マリンスポーツを自身が楽しむとともに他者に伝えることができる。【2018人間健康学部DP(2)】

【評価割合 - 筆記試験《%》】
10
【評価割合 - 実技試験《%》】
10
【評価割合 - レポート《%》】
10
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】
50
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】

振り返りのための実習ノートの作成

【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】
20
【テキスト】

実習ノートを配布する。

【参考図書】

適宜、紹介する。