授業科目名 配当年次 開講期間 所要単位 必修・選択 担当者名
総合演習I 2 前期 2 必修 西尾 敦史


【授業の目的と概要】

ライフデザイン研究Ⅰ

 スウェーデンでは、日本の「衣食住」にあたる生活の上で大切なことを「住む・働く・余暇」と捉えている。将来の職業人生を歩む上でも「ワーク」と「ライフ」のバランスをとって、社会の中で豊かで充実した人生を送るために、ライフステージ上のトピックを取り上げて、より良いライフスタイルの選択ができるように共に考えることを目的とする。Ⅰでは「住む」「働く」「余暇」に加えて、「結婚・離婚」「健康・病気」を取り上げる。

【授業の方法】

研究のためにアクティブ・ラーニングの方法を取り入れるが、調べて発表(プレゼン)する、テーマについて異なる意見(異見)やアイディアを出しあうグループワークを中心に進める。

演習は教員と学生相互の「コンヴィヴィアルな」(楽しいつどいの)学びの場であるので、協働してつくっていく。

【各回のテーマ】

第1回 ライフデザインとは ゼミのすすめ方

第2回 「住む」社会調査研究

第3回 「住む」題材研究

第4回 「住む」社会支援研究+自己選択

第5回 「働く」社会調査研究

第6回 「働く」題材研究

第7回 「働く」社会支援研究+自己選択

第8回 「余暇」社会調査研究

第9回 「余暇」題材研究

第10回 「余暇」社会支援研究+自己選択

第11回 「結婚・離婚」社会調査研究

第12回 「結婚・離婚」題材研究

第13回 「結婚・離婚」社会支援研究+自己選択

第14回 「健康・病気」社会調査研究

第15回 「健康・病気」題材研究+自己選択

【各回の内容】

第1回 ライフデザインとは ゼミのすすめ方について対話学習する。

第2回 「住む」について社会調査データを題材に対話学習する。

第3回 「住む」について題材を取り上げて研究する。

第4回 「住む」についての社会支援について研究し、より良い自己選択を検討する。

第5回 「働く」について社会調査データを題材に対話学習する。

第6回 「働く」について題材を取り上げて研究する。

第7回 「働く」についての社会支援について研究し、より良い自己選択を検討する。

第8回 「余暇」について社会調査データを題材に対話学習する。

第9回 「余暇」について題材を取り上げて研究する。

第10回 「余暇」についての社会支援について研究し、より良い自己選択を検討する。

第11回 「結婚・離婚」について社会調査データを題材に対話学習する。

第12回 「結婚・離婚」について題材を取り上げて研究する。

第13回 「結婚・離婚」についての社会支援について研究し、より良い自己選択を検討する。

第14回 「健康・病気」について社会調査データを題材に対話学習する。

第15回 「健康・病気」について題材を取り上げて研究し、より良い自己選択を検討する。

【事前・事後学習】

各回のトピックについて、意識化させて日常生活の中から題材を見つけたり、調べ学習を行ったり、考えるための資料を探したりします。(2時間)

各回のトピックについて、日常生活の中で意識しながら、より良い選択ができるように考えていく。(2時間)

【課題に対するフィードバックの方法】

毎回の演習のテーマに関する意見発表・全体での共有・ふりかえりを踏まえて、コメントを行う。次週の演習において、次のテーマへの関連する視点やポイントについて提示する。

【授業の到達目標】

ライフデザインに関する幅広い知識を習得し、それを活用することができる。【2018全学共通DP(1)】

ライフイベントを通して自己を理解し、主体的に他者と協働して問題を解決することができる。【2018全学共通DP(4)】

【評価割合 - 筆記試験《%》】
0
【評価割合 - 実技試験《%》】
0
【評価割合 - レポート《%》】
0
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】
100
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】

なし。

【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】
0
【テキスト】

適宜資料を配布する。

【参考図書】

米田 智彦(2013)『僕らの時代のライフデザイン』 ダイヤモンド社

村上春樹(2018)『村上さんのところ』新潮社