授業科目名 配当年次 開講期間 所要単位 必修・選択 担当者名
司法・犯罪心理学 1 前期 2 選択 松本 昇


【授業の目的と概要】

犯罪はなぜ起こるのか? 防ぐことはできるのか? どのような犯罪、事例があるのか? 捜査ではどのようなことが行われているのか? 犯罪を起こした者の処遇はどうなるのか?

本授業では、これらの問いに対して、司法・犯罪心理学の観点から理解を深めることを目指す。

【授業の方法】

講義形式で授業を行う。

テキストに沿って進めるので、毎回テキストを持参すること。

【各回のテーマ】

第1回 司法・犯罪心理学の概要

第2回 犯罪の原因論

第3回 司法・犯罪心理学の研究方法

第4回 連続殺人

第5回 女性による連続殺人

第6回 大量殺人

第7回 テロリズム

第8回 レイプ(強姦)

第9回 子どもに対する性犯罪

第10回 DVとストーキング

第11回 窃盗、強盗、放火

第12回 犯罪捜査

第13回 防犯

第14回 非行

第15回 まとめ

【各回の内容】

第1回 司法・犯罪心理学の各領域について解説する

第2回 なぜ犯罪は生じるのか? その原因を解説する

第3回 司法・犯罪心理学で用いられる研究手法にはどのようなものがあるか解説する

第4回 連続殺人の現状と捜査について解説する

第5回 女性による連続殺人の実態について解説する

第6回 大量殺人の現状と捜査について解説する

第7回 テロリズムの現状とその特徴について解説する

第8回 レイプの現状とそのタイプを解説する

第9回 子どもに対する性犯罪の現状について解説する

第10回 DVとストーキングの現状とそのタイプを解説する

第11回 窃盗・強盗・放火の現状と捜査について解説する

第12回 プロファイリングやポリグラフ検査等を詳しく解説する

第13回 防犯のための理論と取り組みについて解説する

第14回 非行少年の実態と処遇について解説する

第15回 以上のまとめ、振り返りを行う

【事前・事後学習】

指定テキストおよび参考図書を読み、各回の概要を理解した上で授業に臨むこと。また、授業で学んだ内容を、授業内容および指定テキストを用いて復習すること(計2時間程度)。

【課題に対するフィードバックの方法】

授業の最後に提示するクイズは翌週の授業の冒頭で回答を解説する。

【授業の到達目標】

犯罪の原因論と防犯について説明できる

犯罪捜査の手法を説明できる

犯罪者や非行少年に対する処遇について説明できる

【評価割合 - 筆記試験《%》】
70
【評価割合 - 実技試験《%》】
0
【評価割合 - レポート《%》】
0
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】
0
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】

授業の最後に行うクイズへの回答を評価対象とする。

【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】
30
【テキスト】

Progress & Application 犯罪心理学 サイエンス社

【参考図書】

ケースで学ぶ犯罪心理学 北大路書房