授業科目名 | 配当年次 | 開講期間 | 所要単位 | 必修・選択 | 担当者名 |
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マーケティング・リサーチ方法論 | 3 | 前期 | 2 | 選択 | 松本 義宏 |
【授業の目的と概要】 |
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マーケティング・リサーチとは、動的な経営環境の中で企業が意思決定をするための根拠を、科学的な方法によって導き出す活動です。本講義では、マーケティング・リサーチの方法論についてその役割を理解し、さらに調査方法、調査票の作成、サンプリングの問題、データ処理とその分析を通して、企業経営における意思決定に必要なマーケティング・リサーチの方法の基礎的知識を身に付けます。 |
【授業の方法】 |
講義形式で行うが、必要に応じてグループワークとフィールドワークも取り入れる。 |
【各回のテーマ】 |
第1回 マーケティングリ・サーチを学ぶ目的 第2回 企業経営における「情報」の役割 第3回 マーケティング・リサーチの定義と対象領域 第4回 マーケティング・リサーチの基本ルール 第5回 マーケティング・リサーチの企画立案 第6回 調査票の作成方法 第7回 標本抽出理論全般 第8回 標本誤差 第9回 標本抽出の種類と方法 第10回 調査票調査の種類と方法 第11回 インターネット調査 第12回 フィールド調査の準備と実施 第13回 調査結果の集計と分析方法 第14回 質的調査の方法と報告書の作成 第15回 事例研究とまとめ |
【各回の内容】 |
第1回 企業経営におけるマーケティング・リサーチの目的を学ぶ。 第2回 企業経営における「情報」の役割と重要性について学ぶ。 第3回 マーケティング・リサーチを定義し、マーケティング・リサーチの対象を整理する。 第4回 マーケティング・リサーチを実施するための基本ルールを理解する。 第5回 マーケティング・リサーチを企画立案するための過程について学ぶ。 第6回 調査票の作成方法と留意点について理解する。 第7回 調査対象を選び出すための標本抽出理論について学ぶ。 第8回 調査対象を選び出す際に生じる誤差について学ぶ。 第9回 調査対象を選び出す種類と方法について学ぶ。 第10回 調査票調査の種類を整理し、その方法について理解する。 第11回 インターネットを利用した調査方法について学ぶ。 第12回 フィールド調査の準備と実施方法について学ぶ。 第13回 調査結果の集計方法と結果の分析方法について理解する。 第14回 質的調査の方法と報告書の作成方法について把握する。 第15回 具体的企業のマーケティング・リサーチの事例について考える。 |
【事前・事後学習】 |
毎授業前までに、事前の配布プリントを用いて2時間程度学習する。 毎授業後には、各回で学んだ内容について2時間程度調べる。 |
【課題に対するフィードバックの方法】 |
課題やレポートについては翌週フィードバックして、全体で共有する機会を持ちます。 |
【授業の到達目標】 |
企業の直面する問題を系統立てて説明することができる。【経営学部国際ビジネス学科DP(1)】 企業経営における問題点を抽出し解決方法を探りだすための情報収集と仮説構築の手順を理解・説明できる。【経営学部国際ビジネス学科DP(2)】 |
【評価割合 - 筆記試験《%》】 |
0 |
【評価割合 - 実技試験《%》】 |
0 |
【評価割合 - レポート《%》】 |
70 |
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】 |
15 |
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】 |
授業内課題レポート |
【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】 |
15 |
【テキスト】 |
なし |
【参考図書】 |
恩藏直人・富田健司編著『1からのマーケティング分析』碩学舎 照井伸彦・佐藤忠彦著『現代マーケティング・リサーチ-市場を読み解くデータ分析』有斐閣 大谷信介・後藤範章・小松洋 ・木下栄二編著『新・社会調査へのアプローチ―論理と方法』ミネルヴァ書房 上田拓治著『マーケティングリサーチの論理と技法 第4版』日本評論社 |