授業科目名 | 配当年次 | 開講期間 | 所要単位 | 必修・選択 | 担当者名 |
---|---|---|---|---|---|
国際マーケティング | 3 | 前期 | 2 | 選択 | 岡本 純 |
【授業の目的と概要】 |
---|
国際的な相互依存が高まり、経済におけるグローバル化が進展するなかで、企業活動も国内にとどまらず多くの企業が海外とのかとのかかわりをもつようになっている。本講義では、国内マーケティングと国際マーケティングにおける外部環境の差異を、政治・経済、社会、文化、法律などの側面から理解し、国際マーケティングの必要性を説く。 特に、国際マーケティングは、国境を跨いだ広範な市場環境で展開されるという点で国内マーケティングとは大きく異なることから、企業が異質な市場環境にどのように適応していくのかという問題を理解することが主目的となる。 さらに、米国、欧州、アジア、日本企業等の国際企業の国際マーケティング活動の実態を取り上げ、事例研究を通して理解を深める。 |
【授業の方法】 |
基本的には講義形式で行うが、小テストなどを通して理解しているかを毎回フィードバックする。 |
【各回のテーマ】 |
第1回 国際マーケティングの研究対象 第2回 企業の国際化とグローバル化 第3回 マーケティングの国際化Ⅰ戦前~1980年代半ば) 第4回 マーケティングの国際化Ⅱ(1986年~1991年) 第5回 マーケティングの国際化Ⅲ(1991年以降~) 第6回 国内マーケティングと国際マーケティングの差異 第7回 SRC概念(外部環境要因) 第8回 企業成長とマーケティング 第9回 国際製品戦略の展開 第10回 国際価格戦略の展開 第11回 国際流通戦略の展開 第12回 国際プロモーション戦略の展開 第13回 小売業の国際マーケティング 第14回 情報の発展と国際マーケティング 第15回 まとめ、総括 |
【各回の内容】 |
第1回 国際マーケティングを学ぶにあたり、如何なる学問であり、何を学ぶのかを理解する 第2回 企業経営やマーケティングの進化としての国際化とグローバル化の違いを理解する 第3回 戦前から1980年代までの企業のマーケティング活動について学ぶ 第4回 1986年~1991年まで(バブル期)の企業のマーケティング活動について学ぶ 第5回 1991年~の企業のマーケティング活動について学ぶ 第6回 国内マーケティングと国際マーケティングの差異について理解する 第7回 企業を取り巻く外部環境について学ぶとともにSRC概念について理解する 第8回 企業の成長と国際マーケティングについて説明する 第9回 国際製品戦略の展開について理解する 第10回 国際価格戦略の展開について理解する 第11回 国際流通戦略の展開について理解する 第12回 国際プロモーション戦略の展開について理解する 第13回 製造業と小売業のマーケティング戦略の違いについて、その特性や特徴について学ぶ 第14回 情報の発展に伴う国際的企業のマーケティング戦略について理解する 第15回 まとめとして国際マーケティングとは何であるかという点について確認する |
【事前・事後学習】 |
毎回ノートや教科書で予習復習をすること (国内)マーケティングに関して十分な理解したうえで受講することが望ましい 新聞、雑誌、インターネットなどを利用して講義内容に関連する用語などを理解しておくことが望ましい。 |
【課題に対するフィードバックの方法】 |
課題返却時にもう一度要旨を説明をするので、よく聞いて理解できないところは さらに確認すること |
【授業の到達目標】 |
国際マーケティングとは何をを理解して説明できる。 国内のマーケティングとの違いを理解することができる。 |
【評価割合 - 筆記試験《%》】 |
30% |
【評価割合 - 実技試験《%》】 |
【評価割合 - レポート《%》】 |
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】 |
30% |
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】 |
小テスト40% |
【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】 |
【テキスト】 |
三浦 俊彦 , 丸谷 雄一郎 , 犬飼 知徳 『グローバル・マーケティング戦略』 有斐閣アルマ |
【参考図書】 |
諸上茂登・藤沢武史『グローバル・マーケティング』日本経済新聞出版社 チャールズ・W・L・ヒル/著 鈴木泰雄/訳 藤野るり子/訳 山崎恵理子/訳『国際ビジネス1,2,3』楽工社 熊田喜三男・折笠和文・釜賀雅史・岡本純『国際マーケティング戦略』学文社 大石芳裕・山口夕妃子編著 『グローバル・マーケティングの新展開』 白桃書房 |