授業科目名 | 配当年次 | 開講期間 | 所要単位 | 必修・選択 | 担当者名 |
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東邦プロジェクトB | 2 | 前期 | 2 | 選択 | 阿比留 大吉 |
【授業の目的と概要】 |
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名東区の活性化を主題とし、事例分析や企画立案を通したビジネスフレームワークの習得を目的とする。漠然とした課題をいかに乗り越えるのかという抽象的な問題の分解とその解き方のヒントとなるような考え方を15回のコミュニケーションを通して学ぶ。1話完結で毎回有益な実践スキルを身につけることができる。あの店はなぜ繁盛するのか?こうしたらもっと人が集まるんじゃないか?という素朴な疑問や提案を15回の講義を通して企画として具現化し、フレームワークを活用する力を育む。 |
【授業の方法】 |
履修者の数名で企画チームを編成し、グループワーク形式でプロジェクトを進める。発想手法、分析手法、表現手法の3つのフェーズを経て企画書やプレゼンシートを作成する。講義の前半はフレームワークの紹介と活用方法について紹介し、後半は実際にチームで実践する。講評ではそれらのアイデアや分析したものをまとめ発表していただく。 |
【各回のテーマ】 |
第1回 オリエンテーション 第2回 ブレインストーミング(発想手法1) 第3回 強制発想法(発想手法2) 第4回 7W3H法(発想手法3) 第5回 クロスSWOT(分析手法1) 第6回 ペルソナ(分析手法2) 第7回 フィールドワーク(分析検証) 第8回 中間講評 第9回 ポジショニングマップ(分析手法3) 第10回 フェルミ推定(分析手法4) 第11回 PEST分析(分析手法5) 第12回 ビジネスモデルキャンバス(表現手法1) 第13回 ストーリープランニング(表現手法2) 第14回 PASONAの法則(表現手法3) 第15回 最終講評 |
【各回の内容】 |
第1回 ビジネスフレームワークの概要について学ぶ。 第2回 チームでのアイデア発想手法の基礎について学ぶ。 第3回 諸条件により生み出されるアイデア発想手法について学ぶ。 第4回 状況により制約されるアイデア発想とその整理手法について学ぶ。 第5回 サービスの内的要因・外的要因の分析、戦略立案について学ぶ。 第6回 顧客ターゲットの設定・分析について学ぶ。 第7回 これまでの分析に関する検証を行う。 第8回 提案や分析検証の結果をまとめて中間講評を行う。 第9回 他サービスとの相対評価方法について学ぶ。 第10回 ボトムアップでの市場の推計手法について学ぶ。 第11回 政治・経済・社会・技術の4側面から分析について学ぶ。 第12回 企画実行に際し、プロジェクトの全体像を把握する表現手法について学ぶ。 第13回 ユーザー体験のストーリーを意識した表現手法について学ぶ。 第14回 サービスの売り方と言語表現について学ぶ。 第15回 提案の講評と総括を行う。 |
【事前・事後学習】 |
プレゼン資料を制作しながら講義に取り組むことを勧める。講義時間で間に合わない場合など、毎週2時間程度は復習し前回の成果を形にしておくと良い。さらに議論のプロセスを記録しておくとより早く進展させられる。 |
【課題に対するフィードバックの方法】 |
毎週議論と作業時間を設けており、実践を通して理解を深める。先週の成果に対しては時間内に個別で対応し、共通した齟齬や理解不足が見受けられれば全体でのフィードバックを行う。 |
【授業の到達目標】 |
一般的なビジネスフレームワークを理解している。【2019全学共通DP(2)】 プロジェクトを進めるための前向きな議論ができる。【2019全学共通DP(2)】 事例分析や企画立案に関するフレームワークを実際のプロジェクトに活用することができる。【2019全学共通DP(3)】 |
【評価割合 - 筆記試験《%》】 |
0 |
【評価割合 - 実技試験《%》】 |
30 |
【評価割合 - レポート《%》】 |
0 |
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】 |
70 |
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】 |
1.中間講評と最終講評での成果を30%で評価する。 2.出席と議論への参加を70%で評価する。 3.1,2を合計して100%とする。 |
【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】 |
0 |
【テキスト】 |
配布資料等 |
【参考図書】 |
各回のテーマに即して適宜紹介する。 |