授業科目名 配当年次 開講期間 所要単位 必修・選択 担当者名
対人コミュニケーション 2 前期 2 選択必修 佐藤 良子


【授業の目的と概要】

コミュニケーション学の視点から対人関係について学び、理解を深めることを目的にする。授業では、ことばやジェスチャー、自己や他者などコミュニケーションの基礎概念を取り上げる。また、人の話を聞く、自己主張の仕方といったソーシャルスキルについても取り上げ、他者との関わり方について考察する。

【授業の方法】

授業形式は、講義だけでなく、グループワークや実習なども随時取り入れる。グループ活動に積極的に参加することが求められる。

【各回のテーマ】

第1回 オリエンテーション

第2回 コミュニケーションの基礎1: コミュニケーション・モデル

第3回 コミュニケーションの基礎2:言語1(伝える・伝わる)

第4回 コミュニケーションの基礎3:言語2

第5回 コミュニケーションの基礎4:非言語1

第6回 コミュニケーションの基礎5:非言語2

第7回 コミュニケーションの基礎6:非言語3

第8回 個人内コミュニケーション1:自己と他者

第9回 コミュニケーションによる対人関係の発展1: 友人とコミュニケーション

第10回 コミュニケーションによる対人関係の発展2: ジェンダーとコミュニケーション

第11回 コミュニケーションによる対人関係の発展3:ニューメディアとコミュニケーション

第12回 コミュニケーションによる対人関係の発展4: 文化とコミュニケーション

第13回 コミュニケーションとソーシャルスキル1

第14回 コミュニケーションとソーシャルスキル2

第15回 総括

【各回の内容】

第1回 授業の内容や評価方法、授業の進め方について説明する。

第2回 コミュニケーションの定義、基礎概念、自己開示について取り上げる。

第3回 ことばの構造と機能からコミュニケーションの中のことばの役割について取り上げる。

第4回 ことばの構造と機能からコミュニケーションの中のことばの役割について取り上げる。

第5回 実習を通し、ことば、こどば以外のコミュニケーションについて理解を深める。

第6回 ジェスチャー、アイコンタクト、顔の表情から非言語コミュニケーションへの理解を深める。

第7回 対人距離、接触(タッチング)、空間の使い方から非言語コミュニケーションへの理解を深める。

第8回 自己とは何か、他者との関わり方について取り上げる。

第9回 親しい人とのコミュニケーション。友人関係を取り上げる。

第10回 男と女のコミュニケーションを取り上げる。

第11回 ニューメディア(SNS)とコミュニケーションを取り上げる。

第12回 文化がコミュニケーションに与える影響を取り上げる。

第13回 コミュニケーションの中で生じる対人葛藤を取り上げる。

第14回 コミュニケーションの中で生じる怒りや適切な自己主張の方法を取り上げる。

第15回 全体のまとめ

【事前・事後学習】

事前学習:授業で取り扱うキーワードに注目し、情報を収集しておくこと。

教科書の該当する章を事前に読み、予習をすること。

事後学習:授業で学習した内容について、自分の体験と比較して新たに気づいたこと、

     疑問に思ったことを自分のことばで説明できるようにする。

【課題に対するフィードバックの方法】

授業で毎回コメントを提出し、次回の授業で紹介し、フィードバックを行う。

【授業の到達目標】

コミュニケーションの基礎概念について理解し、説明することができる。

人の話を聞く力を身につけることができる。

自分の考えや案を自らのことばで相手に説明することができる。

【評価割合 - 筆記試験《%》】
50%
【評価割合 - 実技試験《%》】
【評価割合 - レポート《%》】
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】
30%
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】

リアクションペーパーで授業内容について、自らの経験を照らし合わせ説明することができているかどうか。

重要語句について説明ができているかどうか。

期日までに提出物が提出されているか。

【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】
20%
【テキスト】

藤巻光浩・宮崎新編著(2019)『グローバル社会のコミュニケーション学入門~日常のエピソードから考える』ひつじ書房

【参考図書】