授業科目名 配当年次 開講期間 所要単位 必修・選択 担当者名
経営組織論 2 前期 2 選択 田村 豊


【授業の目的と概要】

組織にはそれぞれに固有の特質や特徴がありながらも、組織としては多くの共通性を備えている。講義では経営戦略に適合した組織を進めるためにどのような組織が形成されるのか、組織とは何かを中心に検討を行なう。企業活動をモデル化し、今日の企業経営にとってどのような組織がふさわしく、今後どのような企業組織が求められるのか、明らかにしていみたい。日本企業の基本的組織的特徴を示しながら、海外の事例などを紹介し、日本企業の組織特性についても考察を加える。

【授業の方法】

講義形式

【各回のテーマ】

第1回 オリエンテーション 講義の概要、説明

第2回 組織論の構成とねらい、経営組織論の概観

第3回 現代社会における組織の意味と課題

第4回 組織の分類

第5回 日本企業の組織的特質 歴史(1)

第6回 日本企業の組織的特質 機能(2)

第7回 経営管理者は何をしているのか ?

第8回 会社のしくみ、部署と構成-経営組織

第9回 日本企業の組織内容

第10回 企業経営と社会システム

第11回 日本企業と国際化

第12回 国際化と日本の企業組織の変化

第13回 テイラーの役割-歴史的視点からふりかえる

第14回 現代の組織と新しい方向性

第15回 講義のまとめと補足

【各回の内容】

第1回 講義のねらい、受講上の注意点の説明

第2回 組織論の成り立の背景説明

第3回 現代社会が必要とする組織にとって必要な要素

第4回 組織を分ける特質とは何かの説明

第5回 日本型と欧米型の組織の違いを歴史的に考える

第6回 日本企業の特徴はどこにあるのか検討する

第7回 経営者の役割の視点から日本企業を考える

第8回 企業組織の解説 階層構造

第9回 日本企業と欧米企業の違いの解説

第10回 企業の社会的責任の拡大を解説する

第11回 日本企業の海外展開は組織に何をもたらしたのか

第12回 国際化による企業活動の変化

第13回 テイラーと科学的管理法の解説

第14回 経営組織の新しい考え方の紹介

第15回 全体をとおしての補足とテストへの準備

【事前・事後学習】

講義には、参加する講義の中心となるキーワードやテーマを2時間程度調べ講義に参加する。講義が修了後、講義によって得られた知識や資料、指示された学習内容などを踏まえ、自分で調べたりまとめておくこと。

【課題に対するフィードバックの方法】

感想シートなどを参考にして、講義前後で課題の整理、解題を行う。

【授業の到達目標】

組織の構造と変化の背景を理解し、説明できる。RB・IB・DP(2)

どのような環境において組織は変化し、適応性を見い出すのか説明できる。RB・IB・DP(2)

【評価割合 - 筆記試験《%》】
60%
【評価割合 - 実技試験《%》】
0%
【評価割合 - レポート《%》】
0%
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】
40%
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】

【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】
【テキスト】

指定しない。必要に応じて資料を配付する。

【参考図書】

開講時に指示する。