授業科目名 配当年次 開講期間 所要単位 必修・選択 担当者名
国際経営論 2 前期 2 必修 夏目 啓二


【授業の目的と概要】

国際経営論は、さまざまな国や地域を超えて事業活動を遂行する多国籍企業の経営方針、経営資源の配分や組織構造を理解します。講義の目標は、今日の国際経営の現状と課題を理解することです。

【授業の方法】

授業は、講義形式で行いますが、テキストとパワーポイントを利用します。講義テーマを、1回で完結するように講義します。講義終了後に講義のまとめのレポートを提出していただきます。翌週の講義は、受講生から提出されたレポートをもとに質疑と応答します。したがって、本講義のテーマは、7つです。

【各回のテーマ】

第1回 21世紀の国際経営とは(1)。

第2回 レポートに基づく質疑と応答。

第3回 21世紀の多国籍企業とは(2)。

第4回 レポートに基づく質疑と応答。

第5回 世界経済危機とはなにか。その世界経済と多国籍企業への影響(1)。

第6回 レポートに基づく質疑と応答。

第7回 先進工業国から新興経済諸国へと移動する多国籍企業(2)。

第8回 レポートに基づく質疑と応答。

第9回 アジア発多国籍企業の台頭(3)。

第10回 レポートに基づく質疑と応答。

第11回 先進国多国籍企業のオフショア・アウトソーシング戦略(4)。

第12回 レポートに基づく質疑と応答。

第13回 世界経済危機後の多国籍企業(5)。

第14回 レポートに基づく質疑と応答。

第15回 21世紀の国際経営とはなにか、のまとめ

【各回の内容】

第1回 今日の多国籍企業とはなにか。国際経営論ではなにを学ぶか。これらの国際経営の基礎的な用語を学ぶ。

第2回 レポートに基づく質疑と応答。

第3回 世界の多国籍企業の動向を学ぶ。先進国と新興国、さらに、アメリカ、日本、中国の多国籍企業の動向を学ぶ。

第4回 レポートに基づく質疑と応答。

第5回 世界経済危機(リーマン・ショック)とはなにか。世界経済危機後の多国籍企業の動向と世界経済と日本への影響を学ぶ。

第6回 レポートに基づく質疑と応答。

第7回 世界の多国籍企業の進出先が、先進国から新興国に変わった理由を学ぶ。

第8回 レポートに基づく質疑と応答。

第9回 アジア発多国籍企業が台頭する現状を学ぶ。

第10回 レポートに基づく質疑と応答。

第11回 先進国の多国籍企業が再編成している姿を学ぶ。

第12回 レポートに基づく質疑と応答。

第13回 世界経済危機後の多国籍企業と世界経済と日本への影響を学ぶ。

第14回 レポートに基づく質疑と応答。

第15回 21世紀の国際経営とはなにか、のまとめのレポートを提出し、発表してもらいます。

【事前・事後学習】

テキストの夏目啓二(2014)『21世紀のICT多国籍企業』同文舘を事前、事後に学習すること。

【課題に対するフィードバックの方法】

隔週毎に講義内容のレポートを提出していただきます。レポート提出の翌週には提出レポートに基づいて質疑と応答の議論をして、講義内容の理解を深めます。

【授業の到達目標】

国際経営とはなにか、を説明できる。

多国籍企業とはなにか、を説明できる。

アメリカの国際経営の特質を理解できる。

日本企業の国際経営の特質を理解できる。

【評価割合 - 筆記試験《%》】
40%
【評価割合 - 実技試験《%》】
0%
【評価割合 - レポート《%》】
40%
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】
20%
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】

【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】
【テキスト】

夏目啓二(2014)『21世紀のICT多国籍企業』同文舘。

【参考図書】