授業科目名 配当年次 開講期間 所要単位 必修・選択 担当者名
東邦プロジェクトA 1 後期 2 選択 舩木 恵一


【授業の目的と概要】

名東区からの委託事業である“学生ミーティング”の企画・運営・報告活動を行うプロジェクトです。本学がある地域及び周辺の行政をはじめ、他大学や学区の学外の方々などとの交流や連携を行い、地域と参加者にとって意義のあるミーティングの実施を目指します。また活動を通じて、地域社会の課題の理解を深めるともに、学生のイベント企画の立案運営能力の向上と実施ノウハウを習得を図ってゆきます。

【授業の方法】

演習・実習形式。プロジェクトの進行に沿って、①ディスカッション、②グループワーク、③アンケートなどのフィールドワーク、④プレゼンテーション、⑤イベント運営などを実施する。個人がそれぞれ役割を分担しつつも、相互にサポートしながらプロジェクトを推進してゆきます。

【各回のテーマ】

第1回 プロジェクト概要のオリエンテーション

第2回 名東区ガイダンス、討議テーマの確認

第3回 集客や告知手段、準備事項の抽出と日程化

第4回 募集案内(チラシ)やeメール原稿の作成

第5回 アンケート調査、文献調査、外内外ヒヤリングの決定

第6回 参加者募集活動、アンケート等の実査活動

第7回 当日タイムテーブルや運営マニュアルの作成

第8回 名東区中間報告(参加者状況、調査状況など)

第9回 学生ミーティングのリハーサル、ファシリテーション練習

第10回 学生ミーティングの実施

第11回 学生ミーティングの成果のまとめ

第12回 名東区提出文書類の作成

第13回 名東区区民ミーティング参加

第14回 名東区へ最終実施報告書を提出、名東区掲示板にポスター掲出

第15回 地域と連携した授業発表会での成果発表

【各回の内容】

第1回 学びのポイント、取組姿勢、過去の実績を確認。各自の自己紹介。

第2回 名東区ガイダンス。区の特徴を学び、ミーティングのテーマを確認。

第3回 テーマに沿って、学生ミーティングの概要を決め、告知制作物の準備を開始。

第4回 作業日程に従って、告知チラシやその配布方法を決める。

第5回 討議に必要なアンケート調査などの質問項目、対象者を決める。

第6回 チラシ配布やeメールなどにて、募集活動やアンケート調査等を行う。

第7回 学生ミーティングの当日の運営段取りを決めてゆく。司会者を選ぶ。

第8回 参加申し込み状況や、アンケート結果などを名東区と共有する。

第9回 最終的な実施概要をまとめ、リハーサルを行う。

第10回 学生ミーティングを実施する。

第11回 学生ミーティングの成果を整理し、まとめ作業を行う。

第12回 まとめた結果を、各種文書化する(プレゼン資料、報告書、ポスターなど。)

第13回 区民ミーティングにて成果を発表する。

第14回 名東区に報告書等を提出する。

第15回 学内でミーティングの概要や学びの成果を発表する。

【事前・事後学習】

半期15回の授業回数を超えての活動、かつ、決められた曜日時間帯以外での活動になることも多いです。履修学生は柔軟な日程管理が求められます。授業時間以外に毎週1~2時間程度の準備時間を想定してください。内容は、チラシなどの制作と配布作業、アンケートの実施、他大学学生や名東区との打ち合わせ、運営マニュアル制作、会場整備や撤去作業、名東区民ミーティングでの報告活動等です。

【課題に対するフィードバックの方法】

毎週進捗状況を確認し、各学生が自分の役割を果たせているかだけでなく、相互に確認や支援してゆく体制を履修生全員でつくってゆきます。提供されたタスクに対して、連携する第三者の評価を含めて個人個人に毎週フィードバックしてくゆきます。優れた文書作成や積極的な貢献行動は、都度学生間にて共有化し、個人のみならず受講生全体での学びの機会としてゆきます。

【授業の到達目標】

大学・学生の地域社会における貢献性について個人の意見を主張できる【2019全学共通DP⑵】

プロジェクトを通じて自己を理解し、主体的に他者と協働して問題を解決できる【2019全学共通DP⑶】

【評価割合 - 筆記試験《%》】
【評価割合 - 実技試験《%》】
【評価割合 - レポート《%》】
30 学生ミーティングの実施報告書など
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】
40 プロジェクトを遂行するにあたっての主体性・協調性・積極性・自己表現力
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】

学生ミーティングの実施にあたって与えられた役割を責任をもって遂行したか。プロジェクトにて使用する各種制作物の提案や貢献性などを総合的に判断します。

【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】
30 
【テキスト】

テキストは使用しません。

担当教員が都度必要に応じて、作業課題や検討事項の資料を用意しまう。

【参考図書】

ありません。

名東区などから、区政に関する情報冊子が配布されます。

他大学と連携した場合は、各大学のケース紹介がなされます。