授業科目名 | 配当年次 | 開講期間 | 所要単位 | 必修・選択 | 担当者名 |
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中国の文化と社会 | 1 | 後期 | 2 | 選択必修 | 山本 恭子 |
【授業の目的と概要】 |
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近年国際社会の中で存在感を強めている中国であるが、国内外に多くの問題をかかえている。授業では中国の地理、歴史、言語、伝統文化、経済、海外の華人社会など現代中国を理解するために必要な内容について解説する。授業を通して現代中国の社会とそこに暮らす人々の文化について知り、理解を深めるとともに、国際的視野を養うことを目的とする。 |
【授業の方法】 |
講義形式で行い、必要に応じて映像や画像等を用いる。各回の授業後には振り返りを行い、コメントペーパーの提出を課すなど、一方通行にならないよう配慮する。 |
【各回のテーマ】 |
第1回 オリエンテーション 第2回 中国の地理-広大な国土 第3回 中国に暮らす人々-漢民族と少数民族 第4回 中国の歴史-古代王朝から現代中国まで 第5回 香港・マカオ・台湾 第6回 現代中国の経済政策 第7回 現代中国社会の抱える問題 第8回 中国の言語-標準語と方言 第9回 中国の宗教、中国の神々 第10回 中国の伝統文化1 年中行事 第11回 中国の伝統文化2 人生儀礼 婚礼 第12回 中国の伝統文化3 人生儀礼 葬礼 第13回 移動する中国人-国内移動、海外進出 第14回 海外における中国人-チャイナタウンの形成と発展 第15回 まとめ |
【各回の内容】 |
第1回 オリエンテーション 授業の進め方、内容、目的などを説明する。 第2回 広大な国土を持つ中国では、地域によって異なる文化が形成されていることを知り、文化の背景の一つとなる地理について学ぶ。 第3回 中国に暮らす漢民族と少数民族について学ぶ。少数民族について居住地域、言語、習俗について知る。 第4回 中国の歴史について古代王朝から現代中国までの大きな流れを確認する。 第5回 中国本土と香港、マカオ、台湾との関係について歴史をふりかえり、それぞれの現状について理解する。 第6回 中国共産党によって進められてきた経済政策について知り、社会の変化について学ぶ。 第7回 都市と農村についてそれぞれの社会構造を知り、現代中国社会の抱える問題について学ぶ。 第8回 中国では標準語とそれとは異なる多くの方言が使用されていることを知る。 第9回 中国における宗教について学び、人々が生活の中で信仰してきた神々について知る。 第10回 伝統的な年中行事(春節、端午節など)や、現代の祝日について知る。 第11回 人生儀礼の中の婚礼について、伝統的な習俗と現代の様相を知る。 第12回 人生儀礼の中の葬礼について、伝統的な習俗を知り、現代における変化について学ぶ。 第13回 歴史的に国内での移動や海外への進出をしてきた中国人の動きについて知る 第14回 海外に進出した中国人が各地にチャイナタウンを形成し、発展させていったことを知る。 第15回 授業を振り返りまとめをする。 |
【事前・事後学習】 |
事前学習として、次回の授業テーマについて、自分の持っている知識を整理し、疑問点などを挙げて2時間程度調べて授業に臨むこと。授業後は事前に調べた内容と講義内容を照らし合わせ、配布したプリントを参照して、レポート作成を念頭に2時間程度のまとめを行う。 |
【課題に対するフィードバックの方法】 |
授業開始時にミニテストの解答を示しながら前回の振り返りを行い、提出されたコメントに対する解説を行う。 |
【授業の到達目標】 |
中国に関心を持って主体的に学び、多様な文化、社会について理解して説明することができる。【2019経営学部国際ビジネス学科DP(3)】 |
【評価割合 - 筆記試験《%》】 |
0 |
【評価割合 - 実技試験《%》】 |
0 |
【評価割合 - レポート《%》】 |
50 |
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】 |
50 |
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】 |
なし |
【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】 |
0 |
【テキスト】 |
なし。プリントを配布する。 |
【参考図書】 |
授業の中で紹介する。 |