授業科目名 | 配当年次 | 開講期間 | 所要単位 | 必修・選択 | 担当者名 |
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地域ビジネス特講VI | 3 | 後期 | 2 | 選択 | 阿比留 大吉 |
【授業の目的と概要】 |
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最新技術の進歩は目まぐるしく、5年後の社会がどのように変化しているのか想像することは困難に思える。本講ではバイオテクノロジーをテーマに数年後の社会を劇的に変え得る技術とその影響について紹介する。事実と傾向を読み解き、変わり行く社会の形を議論する。本講ではバイオテクノロジーに関わる実例を見て学ぶことを講義の目的とする。 |
【授業の方法】 |
本講義は講義形式で行う。講義の最初にレポートを提出してもらい、講義の前半でそのレポートに対する質疑や内容の再確認、議論を行う。そして新しいテーマや論点の紹介を行う。講義内でその内容をまとめるレポートを書く時間を設け、講義終了後に講義のまとめのレポートを提出していただく。 |
【各回のテーマ】 |
第1回 オリエンテーション 第2回 再生医療 第3回 デザイナーベビー 第4回 遺伝子組み換え作物 第5回 筋電義手 第6回 クリーンエネルギー技術 第7回 創薬ベンチャー 第8回 中間まとめ 第9回 若返り薬NMN 第10回 人工肉 第11回 脳接続型コンピューター 第12回 バイオ燃料 第13回 バイオレメディエーション 第14回 バイオエコノミーとスマートセルインダストリー 第15回 まとめ |
【各回の内容】 |
第1回 バイオテクノロジーとは何か。本講義の進め方と評価方法について 第2回 IPS細胞等に挙げられる再生医療について考察する。 第3回 ゲノム編集技術の実態に触れ、デザイナーベビーについて考察する。 第4回 遺伝子組み換え技術に関して食料の栄養価や安全性について考察する。 第5回 筋電義手をはじめとした義手義足の最新技術について考察する。 第6回 グラフェンという炭素化合物に注目し、最先端のクリーンエネルギー技術について考察する。 第7回 研究開発からM&Aなどバイオテクを基盤とした創薬ベンチャーを取り巻く社会環境について考察する。 第8回 これまでの講義を通して紹介した内容についてまとめ、議論を行う。 第9回 最新のアンチエイジング薬NMNについて考察する。 第10回 食料問題の解決策としての人工肉技術について考察する。 第11回 脳接続型コンピューター「ニューロリンク」による通信技術について考察する。 第12回 石化燃料の代替として地球温暖化やCO2削減に有効なバイオ燃料について考察する。 第13回 環境問題と微生物を活用した土壌汚染の浄化技術について考察する。 第14回 バイオテク経済と関連産業に関する構想について考察する。 第15回 これまでの講義を通して紹介した内容についてまとめ、議論・総括を行う。 |
【事前・事後学習】 |
配布資料をもとに毎週2時間程度の予習、2時間程度の復習を行うことを推奨する。(合計4時間) |
【課題に対するフィードバックの方法】 |
毎週講義内容の予習レポートを提出していただく。レポート提出の翌週には予習レポートに基づいて質疑に対して個別での応答、そして共通した疑問があれば全体でフィードバックを行う。議論になり得る論点があれば議論を行い、講義内容の理解を深める。 |
【授業の到達目標】 |
バイオテクノロジーの概要と主要なトピックについて理解している。【2019経営学部DP(1)】 バイオテクノロジーが社会に及ぼす影響について理解している。【2019経営学部DP(1)】 バイオテクノロジーに関する一般的な知見を有し、自分なりの意見を表現することができる。【2019経営学部DP(2)】 |
【評価割合 - 筆記試験《%》】 |
0 |
【評価割合 - 実技試験《%》】 |
0 |
【評価割合 - レポート《%》】 |
40 |
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】 |
60 |
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】 |
1.授業中に作成するレポートの提出及びそれに基づくディスカッションを60%で評価する。 2.レポートの内容を40%で評価する。 3.1,2の総合評価で100%とする。 |
【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】 |
0 |
【テキスト】 |
配布資料 |
【参考図書】 |
各回のテーマに即して適宜紹介する。 |