授業科目名 配当年次 開講期間 所要単位 必修・選択 担当者名
専門演習II 3 後期 2 必修 今瀬 政司


【授業の目的と概要】

この演習は、「大学とNPO・企業・行政等の協働による地域活性化」をテーマに学ぶ。演習テーマに関する専門的な知識・ノウハウの学習を踏まえながら、地域を活性化するための独自プロジェクトを企画して、調査研究や実践的な活動を行う。対象の地域は名古屋・愛知、全国各地域、海外のどこでも可能である。地域のNPO(民間非営利組織)・企業・行政・他大学などの人たちと交流・連携(協働)して、一緒に地域の社会・経済を活性化することを目指す。2年間の集大成として卒業論文を完成させる。

【授業の方法】

知識・ノウハウの学習、企画立案・調査研究・実践活動の取組みを通じて、地域に貢献するとともに、学問的かつ実社会で役立つ知識・ノウハウ(働く力、生きる力、物事の本質を見抜く力等)を学習する。また、レポート・卒業論文作成と実践のスキル・ノウハウの学習(表現力、コミュニケーション力、情報の収集・分析・発信力、スケジュール管理力、ビジネスマナー、思いやりの力、社会貢献力など)などに取り組む。ディスカッションやプレゼンテーション、実習・フィールドワーク、グループワークの機会も積極的に取り入れる。

【各回のテーマ】

第1回 オリエンテーション

第2回 地域活性化の企画立案(1):企画書とは

第3回 地域活性化の企画立案(2):企画書の作成

第4回 地域活性化の企画立案(3):企画書の発表と評価

第5回 レポート等作成と実践のスキル・ノウハウ(1):表現力

第6回 地域活性化の企画立案(4):企画書の更新

第7回 地域活性化の企画立案(5):企画書の更新発表と評価

第8回 レポート等作成と実践のスキル・ノウハウ(2):情報の収集・分析・整理

第9回 地域活性化の事業実施(1):調査研究・実践活動の準備

第10回 レポート等作成と実践のスキル・ノウハウ(3):スケジュール管理力と社会人マナー

第11回 地域活性化の事業実施(2):調査研究・実践活動の実施

第12回 レポート等作成と実践のスキル・ノウハウ(4):コミュニケーション力と協働力と社会貢献力

第13回 地域活性化の事業実施(3):調査研究・実践活動の実施報告

第14回 レポート等作成と実践のスキル・ノウハウ(5):レポート・論文作成ノウハウ

第15回 地域活性化の事業実施(4):調査研究・実践活動の次年度準備

【各回の内容】

第1回 演習の内容・進め方等、大学とNPO・企業・行政等の協働による地域活性化

第2回 協働による地域活性化の取組みの企画立案(1):企画書の作成ノウハウ

第3回 協働による地域活性化の取組みの企画立案(2):企画書の具体的作成

第4回 協働による地域活性化の取組みの企画立案(3)):企画書のプレゼンテーションとディスカッションと評価

第5回 調査研究や実践活動のための文書での表現力、口頭での表現力、就職活動・学外活動等のノウハウなど

第6回 協働による地域活性化の取組みの企画立案(4)):企画書の修正・更新

第7回 協働による地域活性化の取組みの企画立案(5):企画書更新版のプレゼンテーションとディスカッションと評価

第8回 調査研究や実践活動のために定量情報・定性情報を収集し、分析し、整理するスキル・ノウハウ、就職活動・学外活動等のノウハウなど

第9回 協働による地域活性化の取組みの一部実施(1):調査研究や実践活動に向けた自己準備や関係者調整等

第10回 調査研究や実践活動のためのスケジュール管理、PDCAのノウハウ、社会人マナー、ビジネスマナー、就職活動・学外活動等のノウハウなど

第11回 協働による地域活性化の取組みの一部実施(2):調査研究や実践活動の具体的実践

第12回 調査研究や実践活動のために地域・社会の人たちと連携・協働するノウハウ、共同・協働で作業するノウハウ、地域・社会に貢献するノウハウ、就職活動・学外活動等のノウハウなど

第13回 協働による地域活性化の取組みの一部実施(3):調査研究や実践活動の実践の進捗報告と課題対応等

第14回 調査研究や実践活動の成果をレポートや論文で表現するスキル・ノウハウ、就職活動・学外活動等のノウハウなど

第15回 協働による地域活性化の取組みの一部実施(4):調査研究や実践活動の本格的展開に向けた次年度準備

【事前・事後学習】

課題に対して自発的・自律的に学習、情報収集、レポート、調査・実践活動などに取り組むこと。自らの興味に応じて様々な手段で学びを深め、取組み、自身で分からない疑問・問題等は、積極的に教員に質問・相談等をすること。(事前・事後で4時間程度)

【課題に対するフィードバックの方法】

演習テーマに関連する様々な時事問題や雑学、あるいは受講者の問題意識に関連した事柄についても積極的に取り上げる。演習での課題のほか、進路・就職活動や学内・学外活動等の相談にも乗り個別面談アドバイスを行う。学習・取組みの成果は、今瀬研究室ホームページで情報発信する。

【授業の到達目標】

協働による地域活性化の取組みの企画を立案することができる【2017経営学部DP(2)】

協働による地域活性化の取組みを一部実施することができる【2017経営学部DP(3)】

実社会で役立つ知識・ノウハウの基礎を身につけることができる【2017経営学部DP(3)】

地域に貢献することができる。【2017経営学部DP(3)】

【評価割合 - 筆記試験《%》】
0
【評価割合 - 実技試験《%》】
0
【評価割合 - レポート《%》】
70
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】
30
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】

特になし

【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】
0
【テキスト】

今瀬政司(2011)『地域主権時代の新しい公共 希望を拓くNPOと自治・協働改革』学芸出版社

【参考図書】

演習テーマに関連した参考文献や実践的な経営情報等を随時紹介する。