授業科目名 | 配当年次 | 開講期間 | 所要単位 | 必修・選択 | 担当者名 |
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地域ビジネス特講V | 3 | 前期 | 2 | 選択 | 阿比留 大吉 |
【授業の目的と概要】 |
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最新技術の進歩は目まぐるしく、5年後の社会がどのように変化しているのか想像することは困難に思 える。本講ではIT(インターネットテクノロジー)をテーマに数年後の社会を劇的に変え得る技術とその影響について紹介する。事実と傾向を読み解き、変わり行く社会の形を議論する。本講ではITに関わる実例を見て学ぶことを講義の目的とする。 |
【授業の方法】 |
本講義は講義形式で行う。講義の最初にレポートを提出してもらい、講義の前半でそのレポートに対する質疑や内容の再確認、議論を行う。そして新しいテーマや論点の紹介を行う。講義内でその内容をまとめるレポートを書く時間を設け、講義終了後に講義のまとめのレポートを提出していただく。 |
【各回のテーマ】 |
第1回 オリエンテーション 第2回 サービスロボット 第3回 ドローン 第4回 ヘッドマウンドディスプレイ・VR,AR 第5回 サブスクリプションとスマホ・5G通信 第6回 IoT・ビッグデータ 第7回 ブロックチェーンと仮想通貨 第8回 中間まとめ 第9回 自動運転技術 第10回 3Dプリンター・デジタルファブリケーション 第11回 生体認証鍵 第12回 AI(人工知能)チップ 第13回 シェアリングエコノミー 第14回 キャッシュレス社会 第15回 まとめ |
【各回の内容】 |
第1回 ITとは何か。本講義の進め方と評価方法について 第2回 サービスロボットの出現による関連産業の変化について考察する。 第3回 ドローンによる配送・測量の変化について考察する。 第4回 スマホの次と言われるヘッドマウントディスプレイの概要ともたらす影響、VR,ARについて考察する。 第5回 サブスクリプションとスマホの関係について。5G社会を見据えた新しいビジネスチャンスについて考察する。 第6回 IoTよる関連産業の最適化について、ビッグデータの蓄積による社会の変化について考察する。 第7回 ブロックチェーンの概要、それを基礎技術とした仮想通貨やフードトレーサビリティなどの概念、その影響について考察する。 第8回 これまでの講義を通して紹介した内容についてまとめ、議論を行う。 第9回 自動運転によるモビリティの変化を車のデザインから交通体系を一貫して考察する。 第10回 3Dプリンターによる低コスト建設やデジタルファブリケーションによる大量生産への代替ついて考察する。 第11回 顔認証が実用フェーズに入ったことから見られる鍵の近未来や、現在の生体認証技術について考察する。 第12回 AIチップの概要について知り、その普及によって変化する産業や生活について考察する。 第13回 AirB&B,Uberをはじめとしたシェアリングエコノミーの潮流について考察する。 第14回 キャッシュレス社会とは何か。その潮流と社会への影響について考察する。 第15回 これまでの講義を通して紹介した内容についてまとめ、議論・総括を行う。 |
【事前・事後学習】 |
配布資料をもとに毎週2時間程度の予習、2時間程度の復習を行うことを推奨する。(合計4時間) |
【課題に対するフィードバックの方法】 |
毎週講義内容の予習レポートを提出していただく。レポート提出の翌週には予習レポートに基づいて質疑に対して個別での応答、そして共通した疑問があれば全体でフィードバックを行う。議論になり得る論点があれば議論を行い、講義内容の理解を深める。 |
【授業の到達目標】 |
ITの概要と主要なトピックについて理解している。【2019経営学部DP(1)】 ITが社会に及ぼす影響について理解している。【2019経営学部DP(1)】 ITに関する一般的な知見を有し、自分なりの意見を表現することができる。【2019経営学部DP(2)】 |
【評価割合 - 筆記試験《%》】 |
0 |
【評価割合 - 実技試験《%》】 |
0 |
【評価割合 - レポート《%》】 |
40 |
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】 |
60 |
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】 |
1.授業中に作成するレポートの提出及びそれに基づくディスカッションを60%で評価する。 2.レポートの内容を40%で評価する。 3.1,2の総合評価で100%とする。 |
【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】 |
0 |
【テキスト】 |
配布資料 |
【参考図書】 |
各回のテーマに即して適宜紹介する。 |