授業科目名 配当年次 開講期間 所要単位 必修・選択 担当者名
専門演習IV 4 後期 2 必修 中山 孝男


【授業の目的と概要】

前期に読み始めた下記テキストを引き続き講読しながら、各自が前期に決定したテーマに従い執筆状況を報告してもらう。12月中の全員の完成を目指す。

【授業の方法】

いわゆるゼミナール方式(講読と討論)を中心とし、必要に応じて個別発表および個別指導を行う。

【各回のテーマ】

第1回 卒業論文の進捗状況の報告とそれに対する個別指導

第2回 テキスト講読 第3章 比較生産費説

第3回 テキスト講読 第4章その1 外国為替相場

第4回 テキスト講読 第4章その2 国際金融制度

第5回 卒業論文の進捗状況報告(前半グループ)

第6回 卒業論文の進捗状況報告(後半グループ)

第7回 テキスト講読 第5章 アメリカ経済

第8回 テキスト講読 第6章 中国経済

第9回 テキスト講読 第7章 アジア経済

第10回 卒業論文の進捗状況報告(前半グループ)

第11回 卒業論文の進捗状況報告(後半グループ)

第12回 テキスト講読 第8章 ヨーロッパ経済

第13回 ゼミナール大会参加準備

第14回 ゼミナール大会参加

第15回 各自の卒業論文要約の発表

【各回の内容】

第1回 前期に決定したテーマについて夏休み中に進めた研究を発表する。

第2回 自由貿易はなぜ望ましいのか、を比較生産費説をもとに学ぶ。

第3回 外国為替制度について、購買力平価説を中心に学ぶ。

第4回 国際金融制度について、その変遷を中心に学ぶ。

第5回 卒業論文について第1回目から進捗した部分を発表する。(前半グループ)

第6回 卒業論文について第1回目から進捗した部分を発表する。(後半グループ)

第7回 新しい産業で成長するアメリカ経済を、トランプ大統領の経済政策との関連で読み解く。

第8回 目覚ましい経済成長を遂げてきた中国経済を理解する。

第9回 アジアNIESとASEANを中心に、アジア経済を分析する。

第10回 ほぼ完成した卒業論文の結論部分を発表する。(前半グループ)

第11回 ほぼ完成した卒業論文の結論部分を発表する。(後半グループ)

第12回 イギリスの離脱問題で揺れるEU経済を読み解く。

第13回 次回に予定されるゼミナール大会での発表の準備をする。

第14回 ゼミナール大会に参加する。(代表者が発表する)

第15回 ほぼ1年かけて完成した卒業論文の要約を各自が発表する。

【事前・事後学習】

毎回の予習に60分、復習に60分、毎日の新聞・テレビのニュースを読む・見ることに15分以上、これらに加えて卒業論文完成に必要な勉強を60分以上行うこと。

【課題に対するフィードバックの方法】

ゼミにおいてニュースの紹介・説明等を行わせて、きちんと上述の事前学習をしているのかをチェックする。また、卒業論文執筆に関しては、自分が書いている内容についての質問に正確に答えられるかどうかでチェックする。これをもってフィードバックとする。

【授業の到達目標】

新聞記事・テレビのニュースが持つ意味を理解することができる。【2019経営学部DP(2)】

日本各地・世界のどこかで起こっている出来事が、自分たちとどのようにかかわっているのかを理解し、発表することができる。【2019経営学部DP(3)】

自分の決めたテーマについて調べたことを正確に発信できる。【2019経営学部DP(2)】

【評価割合 - 筆記試験《%》】
0
【評価割合 - 実技試験《%》】
0
【評価割合 - レポート《%》】
0
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】
100
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】

なし

【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】
0
【テキスト】

野口悠紀雄『世界経済入門』講談社現代新書、2018年

【参考図書】

講義の中で、適宜指示する。