授業科目名 配当年次 開講期間 所要単位 必修・選択 担当者名
交通論 3 前期 2 選択 浅野 健


【授業の目的と概要】

観光を考える上で人やモノの移動を支える交通は欠かせないものです。科学技術の進歩や社会の変化に伴い交通機関は発達し、多様化してきました。交通の発達の歴史を俯瞰し、鉄道・バス・航空・船舶など各交通機関の特徴や戦略について学びます。近年、国内の旅行需要や海外からのインバウンド需要などもあり、国内における観光産業は主要産業の一つとなりつつある中、観光産業を支える交通の役割はますます高まってきています。そこで、交通に関する最近の動向も取り上げるなど、様々な視点で交通について研究します。

【授業の方法】

講義形式。

スライド(パワーポイント)を活用します。

【各回のテーマ】

第1回 交通概論

第2回 交通の発達史

第3回 観光産業の中の交通

第4回 航空事業

第5回 航空事業2

第6回 船舶輸送事業

第7回 鉄道輸送事業

第8回 バス輸送事業

第9回 自動車産業と交通

第10回 交通の課題

第11回 交通事業のマネジメント

第12回 交通事業のマネジメント2

第13回 観光交通事業経営

第14回 観光交通事業経営2

第15回 将来の交通

【各回の内容】

第1回 交通について概要を知る

第2回 世界と日本の交通の歴史について知る

第3回 観光の概念と観光産業の構図について知る

第4回 航空産業の動向について2回に分けて知る

第5回 航空産業の動向について2回に分けて知る

第6回 客船輸送、物流輸送の動向について知る

第7回 世界と日本の鉄道輸送事業の動向について知る

第8回 バス輸送事業の動向と課題について知る

第9回 人々の暮らしを変えた自動車の役割や課題について知る

第10回 交通の諸問題(渋滞や環境問題の関係と法制度など)について知る

第11回 都市や地域における交通事業のマネジメントについて2回に分けて知る

第12回 都市や地域における交通事業のマネジメントについて2回に分けて知る

第13回 サービスや人的対応など観光交通事業経営について2回に分けて知る

第14回 都市や地域における交通事業のマネジメントについて2回に分けて知る

第15回 今後の交通の展望について知る

【事前・事後学習】

講義に使ったスライド(パワーポイント)を活用し理解を深めるようにします。交通を身近なものとして捉え、その現状や課題に関心を持って下さい。

講義前に下調べ(2時間)、講義後にまとめ(2時間)を行ってください。

【課題に対するフィードバックの方法】

筆記試験の解答例を提示します。

【授業の到達目標】

交通の発達の歴史、観光地や街と交通の関係、各交通事業の動向、マネジメント、それらの現状や課題、今後の展望について幅広く知る。

交通を身近な問題として捉えて関心を持つことができるようになる。

【評価割合 - 筆記試験《%》】
80
【評価割合 - 実技試験《%》】
0
【評価割合 - レポート《%》】
0
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】
20
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】

毎回授業の最後にその日の授業で学んだ中から問題を2問ほど出して、解答して提出してもらい、理解を深めます。

【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】
なし
【テキスト】

講義に使ったスライド(パワーポイントデータ)を講義終了後に見られるように準備します

【参考図書】

市川嘉一「交通まちづくりの時代」日本経済新聞社

北村隆一「鉄道でまちづくり」学芸出版社

永井昇「観光交通論」内外出版