授業科目名 配当年次 開講期間 所要単位 必修・選択 担当者名
スポーツ社会学 2 前期 2 選択 大勝 志津穂


【授業の目的と概要】

スポーツの現状とその課題について、社会学的視点から学習します。そのため、前提となる社会学的な考え方を学習し、スポーツ現場で起こっている諸現象について、社会学的立場から批判的、実証的に説明や分析を行いながら課題と展望を明らかにします。

【授業の方法】

主として講義形式で授業を行うが、授業の中でグループディスカッションやグループワークを行う場合もある。

【各回のテーマ】

第1回 オリエンテーション:社会の中でのスポーツの役割

第2回 現代社会におけるスポーツの意義:スポーツをどのように捉え考えるか

第3回 スポーツの社会化:人々のスポーツとの関わり方について

第4回 スポーツの社会的基盤:生涯にわたってスポーツができる環境について

第5回 スポーツの面白さの保障:スポーツのルールは不変か?

第6回 学校運動部活動の功罪:生徒の立場から考える

第7回 学校運動部活動の功罪:教員の立場から考える

第8回 スポーツ指導と体罰:意識の視点から考える

第9回 スポーツ指導と体罰:組織構造の視点から考える

第10回 スポーツとビジネス:ビッグスポーツイベンの功罪

第11回 スポーツとドーピング:なぜ、ドーピングはなくならないのか

第12回 スポーツとジェンダー:男女を分ける功罪

第13回 スポーツとノーマライゼーション:障がいのある人のスポーツについて

第14回 スポーツとテクノロジー:テクノロジーとの融合によってスポーツはどう変化するか

第15回 まとめ「社会とスポーツの関係を考える」

【各回の内容】

第1回 社会の中でのスポーツの役割について考える。

第2回 「スポーツ」とはどのようなもの、ことを指すのかを考える。「スポーツ」が社会に存在する意義を考える。

第3回 人々とスポーツの関わり方について考える。人はどうやってスポーツと関わることができるのか。

第4回 生涯にわたってスポーツができるためにはどのような基盤が必要なのかを考える。

第5回 スポーツのルールはなぜあるのか、その機能や役割は何かを考える。

第6回 学校運動部に関わる功罪を生徒の立場から考える。

第7回 学校運動部に関わる功罪を教員の立場から考える。

第8回 なぜ、スポーツの場面で「体罰」が容認されるのか?人々の意識の視点から考える。

第9回 なぜ、スポーツの場面で「体罰」が容認されるのか?組織構造の視点から考える。

第10回 ビッグスポーツイベントとビジネス、マネーに関わる問題を考える。

第11回 ドーピングがなくならない理由について考える。

第12回 性別による競技会が開催される功罪について考える。

第13回 障がいのある人がスポーツを楽しむためには何が必要かを考える。

第14回 テクノロジーの発達によりスポーツはどう変化していくのかを考える。

第15回 社会の中にあるスポーツに関わる問題に目を向け、疑問に感じ、調べることによって考える。

【事前・事後学習】

スポーツに関わるニュースを読む(毎週0.5時間程度)。

授業前に予習課題を実施する(毎週1時間程度)。

授業後、研究課題について、自分で調べ見識を深める(2時間程度)。

授業後、授業のスライド・資料を用いてノートをまとめる(1時間程度)。

【課題に対するフィードバックの方法】

ルーブリックに従い、課題レポートを添削・評価し返却する。

【授業の到達目標】

社会の中で起こっているスポーツに関わる様々な問題について考えることができる。【201経営学部DP(2)】

様々な角度、立場から物事を考えることができる。【2018経営学部DP(2)】

自分の意見を論理的に述べることができる。【2018経営学部DP(2)】

【評価割合 - 筆記試験《%》】
50
【評価割合 - 実技試験《%》】
0
【評価割合 - レポート《%》】
0
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】
0
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】

課題レポート及び予習課題、研究課題の完成度合い

【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】
50
【テキスト】

特になし

【参考図書】

授業内で適宜提示する