授業科目名 配当年次 開講期間 所要単位 必修・選択 担当者名
地域とスポーツ 2 前期 2 選択 大勝 志津穂


【授業の目的と概要】

日本のスポーツ振興は、1964年の東京オリンピック開催をきっかけに大きな変化を遂げ、1970年代後半からは地域のスポーツ振興が推進され、様々な施策が展開されてきました。2011年にはスポーツ基本法が制定され、2012年にはスポーツ基本計画が策定されました。

本講義では、国内におけるスポーツ振興の経緯を概観しながら、特に、地域社会とスポーツとの関わりの視点から、現在の日本のスポーツ振興と今後のスポーツ振興のあり方や方向性について考えます。

【授業の方法】

講義形式

【各回のテーマ】

第1回 日本人の運動・スポーツに関する状況について

第2回 日本人のスポーツライフ

第3回 日本における近代スポーツの発展

第4回 日本のスポーツに関連する法

第5回 日本のスポーツ行政(国)

第6回 日本のスポーツ行政(地方公共団体)

第7回 日本のスポーツ施策1

第8回 日本のスポーツ施策2

第9回 総合型地域スポーツクラブについて

第10回 地域のスポーツクラブの役割と機能

第11回 地域スポーツの人的資源

第12回 地域のスポーツ施設のマネジメント

第13回 地域とスポーツイベント

第14回 地域社会とプロスポーツ

第15回 まとめ「地域とスポーツのあり方」

【各回の内容】

第1回 国や様々な機関が行う社会調査について知る。

第2回 調査方法について知る。現在の日本の運動・スポーツ実施状況を知り,その背景に何があるのかを考える

第3回 日本が近代スポーツを受け入れ,発展してきた背景を知る

第4回 日本にあるスポーツに関連する法律の内容を考える

第5回 日本のスポーツに関わる行政について知る

第6回 地方自治体におけるスポーツ行政組織について知る。地域のスポーツを振興していくために必要な事業を知る

第7回 スポーツ振興のための国の取り組みを知る

第8回 「スポーツ基本計画」について知る

第9回 総合型地域スポーツクラブとはどのようなクラブかを知る

第10回 地域におけるスポーツクラブの役割と機能を考える。「少年団」「クラブ」「チーム」等、様々な活動の場について役割と機能を考える

第11回 地域スポーツを支える人材として、実技指導だけではなく、クラブ運営に関わるクラブマネジャー・アシスタントマネジャーについても知り、自分がどのように関わることができるのかを考える

第12回 スポーツ施設のタイプを知り、その運営方法を知る

第13回 スポーツ振興により得られる地域活性化について考える。また、スポーツを通じた地域づくりのあり方を考える。

第14回 プロスポーツ集団が行う地域貢献活動を知り、なぜ、そのような活動を行うのかを考える

第15回 「地域」と「スポーツ」の様々な関わり方についてまとめる

【事前・事後学習】

授業前に先週授業で出された予習課題に取り組む(1時間程度)

授業後に授業で出された研究課題に取り組む(1時間程度)

授業のスライド・配布資料を用いて、授業の内容をノートにまとめる(2時間程度)

【課題に対するフィードバックの方法】

課題レポートについては、ルーブリックに従い、添削・評価を行い返却する。

小テストについては、授業内で解答を行う。

【授業の到達目標】

地域社会におけるスポーツ振興を国の政策や法律から説明することができる【2018経営学部DP(1)】

地域社会とスポーツの関連を説明することができる【2018経営学部DP(1)】

地域社会に対して、新たなスポーツ振興策を考えることができる【2018経営学部DP(2)】

【評価割合 - 筆記試験《%》】
70
【評価割合 - 実技試験《%》】
0
【評価割合 - レポート《%》】
0
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】
0
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】

予習課題、研究課題の評価

【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】
30
【テキスト】

特になし

【参考図書】

スポーツ庁HP:http://www.mext.go.jp/sports/