授業科目名 配当年次 開講期間 所要単位 必修・選択 担当者名
中小企業論 3 後期 2 選択 内輪 博之


【授業の目的と概要】

2010年6月18日に閣議決定された「中小企業憲章」(前文)では「中小企業は、経済を牽引する力であり、社会の主役である」と述べられており、中小企業の意義、役割の重要性、そして期待の高まりがみられます。

全国421万社のうち99・7%は中小企業であり、従業員数の7割が、そこで働いています。愛知県下でも22万社あり、その99・7%は中小企業ですが、その存在は意外と知られていません。

こうした中、この講座では大きな視野(マクロ)と個々の企業経営(ミクロ)の両面から中小企業の役割を検討して、今後の中小企業の積極的可能性を探っていきたいと思います。

【授業の方法】

講義形式

【各回のテーマ】

第1回 オリエンテーション

第2回 日本経済と中小企業

第3回 地域経済と中小企業

第4回 中小企業の経営者とは(1)

第5回 中小企業の経営者とは(2)

第6回 中小企業の経営者とは(3)

第7回 人を生かす経営(1)

第8回 人を生かす経営(2)

第9回 人を生かす経営(3)

第10回 人を生かす経営(4)

第11回 人を生かす経営(5)

第12回 人を生かす経営(6)

第13回 中小企業とエネルギー問題

第14回 中小企業家の社会運動

第15回 講義のまとめ

【各回の内容】

第1回 講義のねらい、講座内容の説明など

第2回 中小企業とは何か~その存立基盤と現状

第3回 地域の今をどう捉えるか

第4回 中小企業家としての誇りと生きがい

第5回 青年経営者の活躍~会社を創業して

第6回 女性経営者の活躍

第7回 「中小企業における労使関係の見解」と「働き方改革」

第8回 何のために企業は存在するのか~経営指針

第9回 採用から共育~共同求人活動と共育

第10回 誰もが働ける企業づくり~障害者・高齢者などの活躍

第11回 女性が活躍できる企業づくり

第12回 事業承継の現状と課題~譲る側と譲られる側を中心に

第13回 エネルギーシフトと持続可能な社会づくり

第14回 中小企業基本法の制定と変遷、中小企業憲章に至るまで

第15回 人と地域を豊かにする中小"輝"業をめざす

【事前・事後学習】

この講義をきっかけに、日々の新聞の一面及び経済欄・経営者が登場する欄を読むようにしましよう(毎日30分程度)。また、関連する書籍を読むようにしましょう(週2時間程度)。

【課題に対するフィードバックの方法】

それぞれの講義での感想シートを利用して、前回の講義での疑問点に解説を加え、参加者と議論を行います。

【授業の到達目標】

日本経済のみならず社会を下支えし活躍している中小企業への正しい認識を持ってもらうと共に、中小企業の求める人材どのようなものかを理解するRB DP(1)

地元に存在する様々な中小企業を身近にとらえられるようにする RB DP (2)

【評価割合 - 筆記試験《%》】
0%
【評価割合 - 実技試験《%》】
0%
【評価割合 - レポート《%》】
40%
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】
60%
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】

なし

【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】
0%
【テキスト】

指定しない。必要に応じて資料を配付する。

【参考図書】

中小企業憲章リーフレット(中小企業庁)