授業科目名 配当年次 開講期間 所要単位 必修・選択 担当者名
入門企画営業 3 後期 2 選択 上條 憲二


【授業の目的と概要】

広告会社で28年、ブランドコンサルタント会社で10年、コミュニケーション・マスメディア・マーケティング企画を立案し実施してきた。その経験に基づき、授業を行う。

企業が円滑なビジネス活動を推進するためには、その企業が置かれている政治、経済、社会などのマクロ環境の把握が非常に重要になる。さらに、ミクロ環境としてその企業の業界、競合企業との差別化の観点、および、当該企業自体の経営環境も大事なファクターである。

また、すべての事業活動の基盤となる「企画」作業は、ビジネスの世界では必須要件である。この授業では、ビジネスを取り巻くマクロ、ミクロの環境を把握した上で、「企画」作業の具体的な進め方を学ぶ。「企画」にはルールがある。そのルールを身につけることにより、円滑な「企画」が可能になる。

【授業の方法】

・講義・プレゼンテーション

リアルで実践的な授業を行う。

【各回のテーマ】

第1回 ブリーフィング。

第2回 企画とは何か。

第3回 企画提案の進め方。

第4回 問題点、課題点、機会点の導き方。

第5回 戦略コンセプトの立案。

第6回 マクロ環境、ミクロ環境の分析方法。

第7回 各種の分析ツールの使い方。

第8回 マーケティング戦略とは何か。STPの考え方

第9回 製品戦略とは何か。

第10回 価格戦略、流通戦略とは何か。

第11回 プロモーション戦略とは何か。

第12回 企画書の書き方。演習。

第13回 演習。企画立案。

第14回 各自プレゼンテーション。

第15回 外部講師講義。

【各回の内容】

第1回 授業のルールと進め方の説明。

第2回 企業のビジネス活動における企画作業の重要性。

第3回 企画提案はどのように進めるか。具体的な企画書事例を見ながら説明。

第4回 演習をもとに問題点、課題点、機会点をどのように導くかを認識する。

第5回 企画の核となるコンセプトはどのように立案するか、具体的に学ぶ。

第6回 PEST分析、3C分析など、企画立案上の分析方法を学ぶ。

第7回 SWOT分析について詳しく学ぶ。

第8回 企画立案においてマーケテイングの知識は必須。マーケテイング戦略の基本を学ぶ。

第9回 製品戦略の基本を学ぶ。

第10回 価格戦略、流通戦略の基本を学ぶ。

第11回 プロモーション戦略の基本を学ぶ。

第12回 企画書の書き方に基づき、各自企画立案。

第13回 各自企画立案。

第14回 各自の企画案をプレゼンテーション。

第15回 外部ゲスト講師による具体例説明。

【事前・事後学習】

・講義後、2時間、内容について確認し復習する。

・日常生活の中で、企業活動の意図を観察し、ノート(pc)にまとめる。週に2時間。

・具体的には、活動の「誰が(who)」「目的(why)」「何を(what)」「いつ(when)」「どこで(where)」「誰に(whom)」「どうやって(how)」の軸で判断する。

【課題に対するフィードバックの方法】

・各自の企画内容発表において講評し、採点し、本人にフィードバックする。

【授業の到達目標】

学びの基礎となる社会、文化、自然等に関する幅広い知識を習得し、それを活用することができる【大学全体DP1】

自らの考えについてコミュニケーションスキル、情報リテラシーを駆使しながら自在に表現し、発信することができる。このことを目的として企画立案、プレゼンテーションを行う【大学全体DP2】

【評価割合 - 筆記試験《%》】
【評価割合 - 実技試験《%》】
40%
【評価割合 - レポート《%》】
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】
60%
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】

【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】
【テキスト】

テーマに沿った内容の独自資料を毎回配布します。

【参考図書】

必要に応じて紹介します。