授業科目名 配当年次 開講期間 所要単位 必修・選択 担当者名
現代観光論 3 後期 2 選択 宮本 佳範


【授業の目的と概要】

 世界中で観光振興に向けた取り組みが行われています。その一方で観光に伴う問題点やマス・ツーリズムの弊害が指摘され、持続可能な観光の実現が課題となってきています。本講義では、観光地で起きている諸問題、そして「持続可能な観光」とはなにかを理解した上で、エコツーリズムやエスニックツーリズムについて知り、さらに現代の観光研究の諸領域に関する研究論文等を読み、発表することで現代観光の諸相を幅広く学びます。

【授業の方法】

講義形式および演習形式

演習形式の部分は、グループワークで行う予定です。受講者数により若干内容変更する場合があります。詳しくは初回のガイダンス時に説明するので“必ず”出席すること。

【各回のテーマ】

第1回 ガイダンス

第2回 観光地で生じる諸問題

第3回 ハワイの観光開発について考える

第4回 持続可能な観光について

第5回 エコツーリズムについて(1):理念等

第6回 エコツーリズムについて(2):事例研究

第7回 発表準備:資料選定

第8回 発表準備:概要の理解

第9回 発表準備:スライド作り

第10回 発表:前半グループ

第11回 発表:中間グループ

第12回 発表:後半グループ

第13回 エスニック・ツーリズム(1):概要

第14回 エスニック・ツーリズム(2):問題点

第15回 全体の復習と小テスト

【各回の内容】

第1回 本講義で何を学ぶのか、概要を説明する。

第2回 観光地で起きている様々な問題点を紹介する。

第3回 観光開発の成功例といわれるハワイについて、その問題点を解説する。

第4回 持続可能な観光という考え方が生まれてきた流れを解説する。

第5回 持続可能な観光の一つとして期待されるエコツーリズムとは何かを解説する。

第6回 エコツーリズムの事例、問題点などを解説する。

第7回 観光研究の諸領域の論文を読み、理解し、発表の準備を行う。

第8回 観光研究の諸領域の論文を読み、理解し、発表の準備を行う。

第9回 観光研究の諸領域の論文を読み、理解し、発表の準備を行う。

第10回 グループごとに選んだテーマに関する発表を行う。

第11回 グループごとに選んだテーマに関する発表を行う。

第12回 グループごとに選んだテーマに関する発表を行う。

第13回 エスニック・ツーリズムの現場で起きている問題を解説する。

第14回 エスニック・ツーリズムの持つ問題について意見を出し合う。

第15回 講義全体をふりかえり、小テストを実施する。

【事前・事後学習】

講義の予習・復習および発表準備などを各回あたり4時間程度行い、知識を定着させる。

【課題に対するフィードバックの方法】

毎回のレポートについては、その問題点・改善点などを必要に応じて授業時間内にフィードバックする。

【授業の到達目標】

現代観光の諸相を理解し、個別の事例を説明できる【2017経営学部DP(2)】

【評価割合 - 筆記試験《%》】
0
【評価割合 - 実技試験《%》】
0
【評価割合 - レポート《%》】
0
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】
60
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】

小テスト

【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】
40
【テキスト】

特になし。

【参考図書】

必要に応じて紹介します。