授業科目名 | 配当年次 | 開講期間 | 所要単位 | 必修・選択 | 担当者名 |
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生産マネジメント論 | 3 | 後期 | 2 | 選択 | 田村 豊 |
【授業の目的と概要】 |
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生産管理論の骨格を理解するために、技術的発展の歴史とヨーロッパ、アメリカなどでの生産管理の展開過程を踏まえ、日本企業での生産管理の特徴を理解することを目的とします。現在進んでいるインダストリー4.0、日本企業の海外進出など、これからの日本企業の展開を想定し、これからの日本的生産管理の方法や課題を検討していきます。 |
【授業の方法】 |
講義形式 |
【各回のテーマ】 |
第1回 オリエンテーション 講義の概要、説明 第2回 生産管理の基本原理 第3回 生産管理要素:道具、機械、設備体系の歴史 第4回 アメリカンシステムと互換性 第5回 フォードシステム(1) 第6回 フォードシステム(2) 第7回 トヨタシステム(1)―TPSの概観― 第8回 トヨタシステム(2)―TPSの基本管理― 第9回 トヨタシステム(3)―TPSの生産管理手法― 第10回 セル生産方式 第11回 生産管理の発展と社会システム 第12回 日本的生産管理と海外進出(1) 第13回 日本的生産管理と海外進出(2) 第14回 インダストリ4.0の到来と生産管理―IoT、Aiとどう向き合うか― 第15回 講義のまとめ徒歩側 |
【各回の内容】 |
第1回 講義のねらい、受講上の注意点の説明 第2回 生産管理行動の管理上の特徴を経営学の他の分野との関係から概説し、生産管理行動の特質を解説します。 第3回 人間が道具から機械を開発し、設備体系を発展させた歴史を振り帰ります。 第4回 アメリカで生じた大量生産指向の生産システムの基本的特徴を解説します。 第5回 フォードシステムのしくみを解説します。 第6回 フォードシステムの発展が社会にどのような影響を与え、現在に至っているか解説します。 第7回 トヨタ生産方式の特徴はどこにあるのか、解説します。 第8回 トヨタ生産システムで用いられる5S、5Wなど手法を解説します。 第9回 自働化、平準化など、トヨタ生産システムを構成する要素を解説します。 第10回 セル生産方法について解説し、大量生産のもつ問題点を解説します。 第11回 企業のもつ取引関係など、企業行動の社会システムとの関係について検討します。 第12回 日本的生産管理の海外移転の可能性について検討を行います。 第13回 どのような点で日本的生産管理が修正を迫られているのか解説します。 第14回 IoT、AIなどの発展と生産管理の関係を解説します。 第15回 講義のまとめと捕捉を行います。 |
【事前・事後学習】 |
講義で示されたキーワードについて事前に調べてみること。また調べてみたことを、さらに自分で調べる(1分程度)。また講義をふりかえりわからなかった事柄を自分で調べ次回の講義で確認していく(1時間程度)。 |
【課題に対するフィードバックの方法】 |
感想シートを利用して、参加者の学習理解を踏まえ、それぞれの疑問を把握すると当時に学習の捕捉を行う。 |
【授業の到達目標】 |
生産マネジメントとはどのような勉強なのか理解し、概要を説明できる。RB DP(1)) |
【評価割合 - 筆記試験《%》】 |
60% |
【評価割合 - 実技試験《%》】 |
0% |
【評価割合 - レポート《%》】 |
0% |
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】 |
40% |
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】 |
【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】 |
0% |
【テキスト】 |
指定しない。必要に応じて資料を配付する。 |
【参考図書】 |
開講時に指示する。 |