授業科目名 | 配当年次 | 開講期間 | 所要単位 | 必修・選択 | 担当者名 |
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情報メディア論 | 3 | 前期 | 2 | 選択 | 舩木 恵一 |
【授業の目的と概要】 |
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広告メディア業界における27年間の実務経験をもとに、本講義ではメディアの変化に伴う情報流通と社会の影響について学んでゆきます。古代から近代にかけて、どのようなメディアが誕生し社会にどのようなインパクトを与えたのか。また現代ではデジタル化の進展で、メディアはどのように変化しているのか。記憶媒体の技術論ではなく、メディア史やマスコミ理論を通じてメディアリテラシーを高め、メディアと情報の関係を探求してゆきます。 |
【授業の方法】 |
講義形式 |
【各回のテーマ】 |
第1回 ブリーフィング 第2回 メディアとは何か、マスメディアとは何か 第3回 文字の誕生や紙の誕生はどう起こり世界に広まったのか 第4回 印刷が変えた西欧社会 第5回 メディアの公共性とは何か 第6回 テレビが人類にもたらしたもの 第7回 前半まとめ 第8回 インターネットはどう誕生し普及したのか 第9回 メディアのデジタルシフトとはどういうことか 第10回 アルゴリズム消費社会とはどういう社会か 第11回 ゲストスピーカー講義 第12回 プラットフォーム競争とは何か、誰が誰と競争しているのか 第13回 デジタルネイティブとは何か、その特徴とはどういうものか 第14回 20世紀の2つのメディア革命とは何か 第15回 後半まとめ |
【各回の内容】 |
第1回 講義の進め方、レポート作成と提出の説明 第2回 マクルーハン理論など、メディアに関する様々な論点を知る 第3回 古代史における文字の影響と紙の普及過程を理解する 第4回 印刷が生産したものと、西欧人の意識変化を理解する 第5回 新聞メディアの発展の歴史と公共性の意味するものを理解する 第6回 テレビメディアの興隆や文化産業が与えた影響を理解する 第7回 前半講義の振り返りと、キーワードの復習を行う 第8回 コンピュター開発の歴史を通じてインターネット社会形成の経緯を理解する 第9回 インターネットがマスメディアにどのような影響を及ぼしているかを理解する 第10回 人工知能がもたらすメディアのおける情報流通の法則性を理解する 第11回 ゲストスピーカー招聘による講義 第12回 VODやサブスクモデルがもたらすメディアビジネスの変化を理解する 第13回 マスメディア~ネット時代の日本人のメディア意識の変化について学ぶ 第14回 アナログメディア革命とデジタルメディア革命について学ぶ 第15回 後半講義の振り返りと、キーワードの復習を行う |
【事前・事後学習】 |
初回と前後半のまとめ授業以外は、必ずテーマに関する主要な問い(講義内で提示します)について2時間程度調べ、その内容をレポートできるように予習してください。授業後は、授業前に調べた内容と講義内容を照らし合わせ、疑問点を抽出し2時間程度復習することで、テーマやキーワードの内容の理解を深めてください。 |
【課題に対するフィードバックの方法】 |
毎回所定のフォーマットを配布します。⑴授業前に予習した内容を書いてください。⑵授業終了前に自身の予習内容と講義内容の比較検討を行い、学びのポイントを書いてください。フォーマットには講義への要望なども記載可能ですので、教員とのコミュニケーションが図れます。記入内容は添削・採点の上、翌週の講義時間に返却しフィードバックを行います。 |
【授業の到達目標】 |
主要なメディアの誕生と発達の経緯について社会へ与えたインパクトを交えて理解・説明できる【2018経営学部DP⑴】 コンピュータと融合し変貌するメディア産業についてデータ活用の方向性をふまえて理解・説明できる【2018経営学部DP⑵】 |
【評価割合 - 筆記試験《%》】 |
50 期末試験 |
【評価割合 - 実技試験《%》】 |
0 |
【評価割合 - レポート《%》】 |
50 予習内容と講義後の学びのポイントに関するレポート(毎回) |
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】 |
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】 |
ありません。 |
【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】 |
0 |
【テキスト】 |
ありません。教員が毎回資料スライドと配布資料を用意します。 |
【参考図書】 |
第一回目に参考図書を紹介します。 講義に即して、都度紹介を行います。 |