授業科目名 | 配当年次 | 開講期間 | 所要単位 | 必修・選択 | 担当者名 |
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東邦プロジェクトC | 2 | 後期 | 4 | 選択 | 佐々木 裕美 |
【授業の目的と概要】 |
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本プロジェクトは、本学が所在する名古屋市および周辺地域におけるインバウンドの課題を見つけ、その解決策を具体的な提案へと発展させることを目的とする。海外からの旅行者や留学生、さらには地域外の人たちに、より魅力的な名古屋をアピールする方策を提言するためのプロジェクト型授業である。 また、履修者の中で、TOEIC500点以上取得者(又は、PIAGが行うプレースメントテスト合格者)は、PIAGが提供する「国際ビジネスコミュニケーションを目的としたESPプログラム」への参加が可能である。教室での授業が中心となる。ビジネスで求められる正確な英語の運用について学びながらインバウンド対策についての提言を仕上げる。 |
【授業の方法】 |
毎週の授業日には進行状況を確認しながら必要な情報を補う。テーマを決めるまでの前半は、試行錯誤が続くが、テーマ決定までに、プロの国際観光ガイドを招いたり皆で出かけたりして、インバウンドに関わる名古屋市の課題を探す。 いったん課題が決まった後は、授業の外でのグループワーク活動および各自が行うフィールドワークが主となる。 30回授業のうち後半10回は、各グループ内およびグループ間のディスカッションを通して「地域と連携した授業・活動報告会」のプレゼンテーションを作り上げる。「地域と連携した授業・活動報告会」には全員が参加し、口頭発表またはポスタープレゼンテーションを行う。 |
【各回のテーマ】 |
第1回 プロジェクト概要のオリエンテーション (PIAG-ESP) Protecting the Brand 第2回 テーマを決めるためのガイダンス (PIAG-ESP) Protecting the Brand 第3回 テーマを決めるためのガイダンス (PIAG-ESP) Protecting the Brand 第4回 計画・立案:テーマを決めるための調査 (PIAG-ESP) Protecting the Brand 第5回 計画・立案:テーマを決めるための調査 (PIAG-ESP) Retaining Clients 第6回 計画・立案:テーマを決めるための調査 (PIAG-ESP) Retaining Clients 第7回 計画・立案:テーマを決めるための調査 (PIAG-ESP) Problems with the Merger 第8回 個人・グループ活動:課題決定 (PIAG-ESP) Problems with the Merger 第9回 個人・グループ活動:課題決定 (PIAG-ESP) Organization Behavior 第10回 個人・グループ活動:課題決定 (PIAG-ESP) Organization Behavior 第11回 個人・グループ活動:課題決定 (PIAG-ESP) Develop an Advertising Campaign 第12回 中間発表 (PIAG-ESP) Develop an Advertising Campaign 第13回 個人・グループ活動:ガイド原稿作成・現地調査 (PIAG-ESP) Business Culture 第14回 個人・グループ活動:ガイド原稿作成・現地調査 (PIAG-ESP) Business Culture 第15回 個人・グループ活動:ガイド原稿作成・現地調査 (PIAG-ESP) Mid-term Exams 第16回 個人・グループ活動:ガイド原稿作成・現地調査 (PIAG-ESP) Mid-term Exams 第17回 学外活動(1) (PIAG-ESP) It's Your Project 第18回 学外活動(1) (PIAG-ESP) It's Your Project 第19回 全員で評価:改善点の提案など (PIAG-ESP) Hire a Manager 第20回 全員で評価:発信と紹介の方法について討論 (PIAG-ESP) Hire a Manager 第21回 学外活動(2) (PIAG-ESP) Negotiate a Good Deal 第22回 学外活動(2) (PIAG-ESP) Negotiate a Good Deal 第23回 全員で評価:改善点の提案など (PIAG-ESP) Principals or Profit 第24回 全員で評価:発信と紹介の方法について討論 (PIAG-ESP) Principals or Profit 第25回 学外活動(3) (PIAG-ESP) Choose a Leader 第26回 学外活動(3) (PIAG-ESP) Choose a Leader 第27回 全員で評価:改善点の提案など (PIAG-ESP) New Suppliers 第28回 全員で評価:発信と紹介の方法について討論 (PIAG-ESP) New Suppliers 第29回 授業内成果発表会 (PIAG-ESP) Case Study Presentations 第30回 地域と連携した授業発表会での成果発表 (PIAG-ESP) Presentations |
【各回の内容】 |
第1回 学びのポイント、取組姿勢、目的と概要を確認。各自の自己紹介。(PIAG-ESP) 会議で必要なビジネススキルについて学ぶ 第2回 名古屋市観光文化交流局から名古屋市の魅力として伝えたいことは何かを聴く (PIAG-ESP) 会議で必要なビジネススキルについて学ぶ 第3回 通訳案内業のゲストスピーカーから外国人観光客をもてなす際のツボについて聴く (PIAG-ESP) 会議で必要なビジネススキルについて学ぶ 第4回 名古屋市および周辺の観光地としての魅力を探す(何を伝えたいか)(PIAG-ESP) 会議で必要なビジネススキルについて学ぶ 第5回 名古屋市および周辺の観光地としての魅力を探す(なぜ伝わっていないのか)(PIAG-ESP) 会議で必要なビジネススキルについて学ぶ 第6回 名古屋市および周辺の観光地としての魅力を探す(どこが魅力か)(PIAG-ESP) 会議で必要なビジネススキルについて学ぶ 第7回 名古屋市および周辺の観光地としての魅力を探す(どう伝えるか)(PIAG-ESP) 会議で必要なビジネススキルについて学ぶ 第8回 各グループでテーマを決める(何を伝えるか) (PIAG-ESP) 会議で必要なビジネススキルについてまとめ 第9回 各グループでテーマを決める(何が欠けているか)(PIAG-ESP) 報告書作成に必要なビジネススキルについて学ぶ 第10回 各グループでテーマを決める(伝えたい魅力のポイントはどこか)(PIAG-ESP) 報告書作成に必要なビジネススキルについて学ぶ 第11回 各グループでテーマを決める(どう伝えるか)(PIAG-ESP) 報告書作成に必要なビジネススキルについて学ぶ 第12回 中間発表:テーマと内容(プレゼン資料、報告書、ポスターなど。)(PIAG-ESP) 報告書作成に必要なビジネススキルについて学ぶ 第13回 各グループで活動:概要決定・現地調査 (PIAG-ESP) 報告書作成に必要なビジネススキルについて学ぶ 第14回 各グループで活動:概要決定・現地調査 (PIAG-ESP) 報告書作成に必要なビジネススキルについてまとめ 第15回 各グループで活動:概要決定・現地調査 (PIAG-ESP) 会議と報告書作成に必要なビジネススキルについてまとめ 第16回 各グループで活動:概要決定・現地調査 (PIAG-ESP) 会議と報告書作成に必要なビジネススキルについてまとめ 第17回 問題点を現地で確認(1)(PIAG-ESP) 交渉のビジネススキルについて学ぶ 第18回 問題点を現地で確認(1)(PIAG-ESP) 交渉のビジネススキルについて学ぶ 第19回 参加者全員で評価し、改善点の提案を行う (PIAG-ESP) 交渉のビジネススキルについて学ぶ 第20回 参加者全員で評価し、発信と紹介の方法について議論する (PIAG-ESP) 交渉のビジネススキルについて学ぶ 第21回 問題点を現地で確認(2)(PIAG-ESP) 交渉のビジネススキルについてまとめ 第22回 問題点を現地で確認(2)(PIAG-ESP) 交渉のビジネススキルについてまとめ 第23回 参加者全員で評価し、改善点の提案を行う (PIAG-ESP) 成果の判断を行うためのビジネススキルについて学ぶ 第24回 参加者全員で評価し、発信と紹介の方法について議論する (PIAG-ESP) 成果の判断を行うためのビジネススキルについて学ぶ 第25回 問題点を現地で確認(3)(PIAG-ESP) 成果の判断を行うためのビジネススキルについて学ぶ 第26回 問題点を現地で確認(3)(PIAG-ESP) 成果の判断を行うためのビジネススキルについて学ぶ 第27回 参加者全員で評価し、改善点の提案を行う (PIAG-ESP) 成果の判断を行うためのビジネススキルについてまとめ 第28回 参加者全員で評価し、発信と紹介の方法について議論する (PIAG-ESP) 成果の判断を行うためのビジネススキルについてまとめ 第29回 各グループで改善点を修正し、まとめる (PIAG-ESP) 発表 第30回 学内で、名古屋市および周辺の魅力の発信方法と内容についての提案を発表する |
【事前・事後学習】 |
半期30回の授業回数を超えての活動、かつ、決められた曜日時間帯以外での活動も多いため、柔軟な日程管理が求められる。名古屋市および中部圏のインバウンドの課題発見および問題解決のための資料収集をしたり、行事、お祭り、観光名所に自発的に出かけたりして、常に情報を得られるようアンテナを高くすると同時に積極的に学外での活動に取り組むこと。授業外活動には、時間数として週4時間以上を要する。 PIAGのESPプログラムでは、配布された資料を事前に熟読し(約2時間)、事後には宿題に取り組む(約2時間)。 予習・復習・学外活動には、平均して週4時間程度を確保すること。 |
【課題に対するフィードバックの方法】 |
毎週進捗状況を確認し、各学生が自分の役割を果たせているかだけでなく、相互に確認や支援する体制を参加者全員でつくる。課題発見と問題解決の進捗状況の報告を課し、足りない箇所を確認する。また優れた文書作成や積極的な貢献行動は、その都度学生間で共有化し、個人のみならず参加者全員にとっての学びの機会とする。 PIAGのESPプログラムでは、受講者はGoogle ClassroomおよびStudy Hourの予約をすることで、常時PIAG教員の指導を受けることが可能である。 |
【授業の到達目標】 |
現状を知り、問題点を探し出して、課題を具体的に説明することができる【2019全学共通DP(1) 】 発見した課題について解決方法を提案することができる【2019全学共通DP(2)】 グループ内外の履修者との協働、教室の外の人々へのアプローチや協働を通して、より広い視点からの問題解決策を提案することができる【2019全学共通DP(3)】 |
【評価割合 - 筆記試験《%》】 |
【評価割合 - 実技試験《%》】 |
【評価割合 - レポート《%》】 |
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】 |
50% |
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】 |
授業最終日には、履修者全員が、名古屋のインバウンド対策について口頭発表もしくはポスタープレゼンテーションを行う。 「地域と連携した授業・活動報告会」に参加し、自分たちの見つけた課題と解決策の提案を行う。 |
【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】 |
50%(授業内テスト) |
【テキスト】 |
現時点では特に定めない PIAGのESPプログラム(Pearson Education Limited, Intermediate Market Leader Business English Course Book 3rd ed. extra, 2016) PIAGのESPプログラム(Longman Business English Dictionary) |
【参考図書】 |
各種ガイドブック 各種パンフレット |