３年生の皆さんはそろそろ卒業後の進路が気になり始めると思います。経済状況の見通しが難しい昨今では、企業の学生に対する見方はシビアであるといわざるを得ません。また若者を使い捨てるいわゆる「ブラック企業」も問題化しており、「働く」環境は非常に厳しい局面を迎えています。この演習では、生活と密接な関係にある働くうえで生じるさまざまな問題について考えながら、社会をより良いものにするにはどうしたらよいか考えたいと思います。

演習方式。

第1回 ガイダンス

第2回 働くことと生きること

第3回 雇用１

第4回 雇用２

第5回 雇用３

第6回 雇用４

第7回 賃金１

第8回 賃金２

第9回 賃金３

第10回 賃金４

第11回 労働時間１

第12回 労働時間２

第13回 労働時間３

第14回 労働時間４

第15回 まとめ

第1回 演習の計画・進め方などについて解説します。

第2回 日本企業における働き方・働かせ方をなぜ考えなければいけないのか議論します。

第3回 雇用に関する文献・資料を読みます。

第4回 雇用に関する文献・資料を読みます。

第5回 雇用について皆さんの意見にもとづいて議論します。

第6回 雇用について勉強・議論したことにもとづいてレポートを書きます。

第7回 賃金に関する文献・資料を読みます。

第8回 賃金に関する文献・資料を読みます。

第9回 賃金について皆さんの意見にもとづいて議論します。

第10回 賃金について勉強・議論したことにもとづいてレポートを書きます。

第11回 労働時間に関する文献・資料を読みます。

第12回 労働時間に関する文献・資料を読みます。

第13回 労働時間について皆さんの意見にもとづいて議論します。

第14回 労働時間について勉強・議論したことにもとづいてレポートを書きます。

第15回 これまでの演習を総括します。

授業前に各回のテーマに沿った学術書・ビジネス書、統計資料等を読み込んで2時間程度まとめること。授業後は演習内容と授業前にまとめたものを照らし合わせ、疑問点を抽出し2時間程度まとめること。

解答例を示し全体で共有する機会を持ちます。

日本における雇用、賃金、労働時間について各種文献・資料を読み進め、労働の制度や施策・問題を説明・理解できる【2017経営学部地域ビジネス学科DP（1）】

自分で調べたことと演習で議論した労働についてのさまざまな制度や考え方を身につけ、日本における労働の過去・現在・未来について説明・理解できる【2017経営学部地域ビジネス学科DP（2）】

なし

未定。皆さんと相談して決めたいと思います。

演習内で紹介します。