授業科目名 配当年次 開講期間 所要単位 必修・選択 担当者名
経営管理論II 2 後期 2 必修 浅野 和也


【授業の目的と概要】

多国籍化・グローバル化に象徴されるように企業を取り巻く環境はきわめて複雑になっており、既存のビジネスモデルが通用しない局面が増えてきています。日本企業の競争力も厳しい状況に置かれています。本講義では、まず日本企業の歴史的発展について考察し、21世紀以降の企業経営の状況を確認しその問題点と課題を考えていきます。

【授業の方法】

講義形式。

【各回のテーマ】

第1回 ガイダンス

第2回 株式会社における所有・支配

第3回 企業のトップ・マネジメントとコーポレート・ガバナンス

第4回 日本企業の発展―財閥

第5回 日本企業の発展―六大企業集団

第6回 ものづくり産業の成長―自動車

第7回 ものづくり産業の成長―電機

第8回 情報通信産業の成長

第9回 流通・小売業の成長

第10回 中小企業のかたち

第11回 グローバル化―国際経営の進展

第12回 リーマンショックへの対応―非正規の解雇・雇い止め

第13回 企業の社会的責任―ワーク・ライフ・バランス

第14回 新しい企業のかたち―社会的企業

第15回 まとめ

【各回の内容】

第1回 授業の計画・進め方などについて解説します。

第2回 株式会社における所有と支配の構造について解説します。

第3回 企業の経営階層とその統治について解説します。

第4回 戦前における財閥の発展・成長について解説します。

第5回 戦後に確立された六大企業集団の特徴について解説します。

第6回 自動車産業の成長・発展について解説します。

第7回 電機機械産業の成長・発展について解説します。

第8回 情報通信産業の成長・発展について解説します。

第9回 流通・小売業の成長・発展について解説します。

第10回 中小企業の発展と新しいタイプの中小企業について解説します。

第11回 グローバル化の進展による国際経営の重要性について解説します。

第12回 リーマンショックによる非正規労働者への対応について解説します。

第13回 仕事と生活の両立を支援する企業の取り組みについて解説します。

第14回 民間企業や自治体とは異なった組織形態の社会的企業について解説します。

第15回 これまでの講義の総括をします。

【事前・事後学習】

各回の内容について、授業前に主だったキーワード(講義内で示す)について2時間程度調べその内容を理解するように努めて授業に臨むこと。授業後は、授業前に調べたことと講義内容を照らし合わせ、疑問点を抽出し2時間程度まとめること。

【課題に対するフィードバックの方法】

解答例を示し全体で共有する機会を持ちます。

【授業の到達目標】

企業経営・経営管理の特徴について、歴史的展開および日本の産業の成長過程について理解・説明できる【2018経営学部地域ビジネス学科DP(1)】

グローバル化の進展による経営管理の特徴をふまえて、企業の新たな取り組みと今後の課題について理解・説明できる【2018経営学部地域ビジネス学科DP(2)】

【評価割合 - 筆記試験《%》】
60
【評価割合 - 実技試験《%》】
0
【評価割合 - レポート《%》】
30
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】
10
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】

なし

【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】
0
【テキスト】

なし。プリントを配布します。

【参考図書】

講義内で紹介します。