授業科目名 配当年次 開講期間 所要単位 必修・選択 担当者名
わたしたちの身体 1 前期 2 選択 尚 爾華


【授業の目的と概要】

私たちの身体を支える筋肉や骨、体内の様々な機能に関わる物質は、食物から摂取する栄養素によってつくられている。また、私たちが身体を動かし、生命を維持するためには、食物からエネルギーを摂取することが必要である。食物を消化・吸収するための消化管の構造、エネルギーとなる栄養素の消化・吸収の仕組み、それらの栄養素を含む食品について学習する。後半では実技・実習では、栄養調査、身体測定の方法を学ぶ。

【授業の方法】

授業と実習の形式で行う。実習ではグループに分かれて、身体測定器具を用いて、測定方法を学ぶ。

【各回のテーマ】

第1回 ガイダンスー人体とは何か

第2回 人体の成分と栄養素

第3回 栄養バランスと健康

第4回 食物の摂取ー食欲、消化、吸収

第5回 基礎代謝とエネルギー

第6回 ゲストスピーカーによる講演(保健師)

第7回 栄養評価・栄養補給;中間テストを行う。

第8回 食事・栄養調査の方法と実習①

第9回 食事・栄養調査の方法と実習②

第10回 視覚教材による学習。

第11回 身体計測の実習①

第12回 身体計測の実習②

第13回 身体計測の実習③

第14回 期末プレゼンテーションを実施する。まとめ

第15回 復習;練習問題の解説

【各回の内容】

第1回 ガイダンス。自分の身体について考える。

第2回 人体の構成元素と含有量、人体の構成成分、栄養素について学ぶ

第3回 食品の成分、食品の機能性と種類、栄養バランスガイドについて

第4回 食物の摂取、消化作用、吸収機構について学ぶ

第5回 基礎代謝の測定条件、自分の基礎代謝値を推定する。

第6回 保健所保健師による地域住民の健康・栄養状況についての講演

第7回 栄養評価・栄養補給;中間テストを行う。

第8回 バランス型紙を利用し、理想な食事メニューを考案する実習

第9回 質問紙調査方法を学び、学生間で食事の調査を実習する。

第10回 「身体をつくる栄養」「エネルギーとなる栄養」視覚教材を視聴する。

第11回 グループに分けて、測定器具を用いて、皮下脂肪、肥満度などの身体測定法を実習する。

第12回 グループに分けて、測定器具を用いて、味覚テスト(塩分)、握力などの身体測定を行う。

第13回 グループに分けて、測定器具を用いて、アルコールテスト、を実施する。

第14回 グループに分けて、栄養調査・身体測定を行う。

第15回 全体のまとめ

【事前・事後学習】

次回の授業を理解するために、毎回の授業後にノートの整理をすること。

【課題に対するフィードバックの方法】

課題レポート・小テストは翌週フィードバックし、解説とともに解答例を提示し、全体で共有する。

【授業の到達目標】

身体をつくる栄養素、エネルギーとなる栄養素について理解ができる。

実習ではメンバーと協力し、栄養調査、身体測定ができる。

【評価割合 - 筆記試験《%》】
40%
【評価割合 - 実技試験《%》】
20%
【評価割合 - レポート《%》】
0
【評価割合 - 平常評価(授業への参加・貢献度)《%》】
20%
【その他(授業内課題等)《具体的内容》】

授業内には中間テスト(7回目)と期末プレゼンテーション(14回目)を行う。

【評価割合 - その他(授業内課題等)《%》】
20%
【テキスト】

随時資料を配布する。

【参考図書】

特になし